第052話【オヤジさんとの攻防】
「ボインちゃんはボインちゃんだろう?事実を言って何が悪い。お前みたいにでっかいおっぱいをゆさゆさ振っておいて、感じていないなんて嘘言っている方がおかしいだろうが。」
なかなかな事を言ってくれます。
でも、これも美樹にとっては、羞恥責めになったのでしょう。
「ああ。ボインちゃんっていわないでぇって言っているじゃないですかぁ。ああっ。」
「お前何言っているんだよ?自分のマンチョ俺に舐められてビンビンに感じている癖に、それはないよなあ?ボインちゃんよ?そろそろ感じまくっていますって白状すれよ。」
オヤジさんのワレメ責めと言葉責めの二つの口撃は、どちらもなかなかのものです。
この時俺は、オヤジさんの責めに関して完全にギャラリー化してしまい、興奮してしまっている故、何も口出しできなくなっていました。
「何も感じません。どこも気持ちよくない。ああッ!いやあッ!」
美樹は変わらずそう答えていますが、彼女の抵抗もこの辺りが限界でした。
「一回イカせてやるから、お前のマンチョが逝ったら俺のモノをちゃんと咥え込むんだぞ。約束だからな?わかったか、ボインちゃん!」
オヤジさんがこのセリフを言って、再び美樹のワレメに唇を押し付け、ピチャピチャ、クチュクチュと淫乱な音を出させたかと思うと、
美樹の身体が、ビクビクビクッと激しく痙攣し始まったのです。
「ああ…ボインちゃんっていわないでぇぇぇぇ、ああ!ああ…、あ、いやあああああああああああああああああああああああああぁぁぁ。」
「気持ちいい。」「逝く。」「感じる。」などのセリフは最後まで一切口にはしませんでしたが、それは美樹の最後の砦だったのでしょう
しかし、身体は、完全にオヤジさんにやられてしまい、美樹の努力も虚しく、見事に逝かされてしまったのです。
その後、立ち上がって、湯船から姿を現したオヤジさんの下半身のモノは、先ほどの更衣室で見た時と同じように再び固くそびえ立っていたのでした。
正直、この時、俺はこの後どうすれば良いのか全くわからなくなっていました。
そして、美樹をこのような状況にしてしまった自分の行動を後悔していました。
もう、あらゆる意味で引けない状況まで来てしまったのです。
そして、美樹にもそれを抗う力などもうどこにも残っていないのですから。
「ババアに抜いてもらえよ」そう言って通用する状況ではないことは察しがついていました。
「さあて、俺のチンポがこんなになってしまった責任を取ってもらおうか。」
目つきの変わったオヤジさんが私たちに凄んでくるのです。
「何さあ?オヤジさん。まさか美樹に、まだ、しゃくらせようなんて企んでいるのかい?」
少しでも、このビリビリと緊張している空気を少しでも和ませようとおちゃらけながらオヤジさんと対峙してみることにしたのですが…
しかし、その答えは予想通りと言いますか、やはり私の淡い期待を裏切るものでした。
「そのボインちゃん、さっき、俺のキス拒否したからよ?しゃくらせようとしたって無駄だろう?噛まれでもしたら、こっちが大変な目にあうからな。だったら、ボインちゃんのマンチョ使ってもらうしかないだろう?」
おいおいと言いたくなるような、要望、いや、もはや言いがかりでした。
「オヤジさんそれはないんじゃない?モラルってかルールって言うか、それに反するじゃない?」
とりあえず、こんなことで引くわけはないとは思いながらも、一応最もらしいことをいい並べてみるしかないのでした。
「モラル?ルール?お前らみたいな露出狂にそんなものがあるのか?じゃあ、どんなルールだよ。どういうモラルだよ。言ってみろよ。」
まあ、当然の反応が返ってきます。
「そりゃあ、うちらがやっていることは、公明正大に人前で言えるものじゃないよ。でもさ?セックスのプレイの一部でしょ?誰にも迷惑かけないでさ?違う?」
「何言っているんだよ。俺に迷惑をかけているだろう?こんなのことに俺を巻き込んで、興奮させて、その後の処理すれって言っているだけなのに、それすらしないじゃないか。」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってって、どうしてオヤジさんに迷惑をかけているってことになるのさ?わけわからないね。」
「だから、俺を興奮させておいて、何にもしないっておかしいだろうって事だろ。」
「あのさ?さっきも言ったけれど、強制的にオヤジさんを巻き込んだわけじゃないよね?寧ろ、オヤジさんが望んだから、誘ったぐらいな感じでしょ?それがなんで迷惑ってなるかなあ?」
とにかく俺に言わせると支離滅裂です。
美樹とヤリたい!って気持ちはわからなくはないけれど、こういう方策で来るしかないのかなあと少し悲しくなるくらいです。
「要はオヤジさんは、美樹とヤリたいだけなんでしょう?」
思いっきりストレートに展開してみました。
「誰もやりたいだなんて言っていない。こうなった責任をとれって言っているだけだ。それがなされないってなら俺だって考えがあるぞ。」
(考え?)この時は、何じゃそりゃって思いましたね。
さっきまでオヤジに翻弄されながら、感じない、気持ちよくないって言っていた美樹と変わらんだろうそれって、と思っていました。
「で、親父さんの考えって何さ?」
「お前らのやっていたこと、全部ぶちまけてやる。」
ほー、そう来たかって思いました。
まあ、正直、だから何?したければ、お好きにどうぞって思ったのですが、多分この時、俺の頭にはなにか浮かんでいたのだろうと思います。
ついつい下手に出てしまいました。
「わかったわかった。オヤジさん。でもさ?オヤジさん舐めていて思わなかった?美樹の下の口さ?中途半端に毛が伸びていてジョリジョリするなって。」
「ああ、それはわかったよ。」
「挿入の時、結構あれって痛いんだぜ?それでもやるの?」
「そんなの関係ねえよ。」
「そう?俺だったら綺麗に剃ってからやるけれどなあ。痛くなくなるから。」
「え?剃る?マン毛を剃るってか?」
キターって思いましたね。
少なくとも、オヤジさんの頭の中の「ヤリたい」という言葉が渦巻く中に「剃る」というキーワードを入れれたなって確信しました。
「そうさ。オヤジさんが剃りたいって言うなら、剃らせてやってもいいって考えているけれどな。」
この俺の言葉に最初に反応したのは、美樹でした。
「アツキさん…」
何か続けようとは思ったのでしょうが、私は、そのセリフを美樹が口にしないように制止しました。
多分、美樹は、俺が何か企んでいる。って気がついたのだろうと思います。
何か企んでいたというのは完全に誤りです。何より、ヤリたいというオヤジの暴走を止めるのが先だと思っていました。
「俺に剃らせてくれるのか?」
「ああ、いいよ。まあ、剃った後のお楽しみもあるだろうしな。」
恐らくですが、この時のオヤジさんの脳裏に浮かんでいた楽しみとは「パイパン状態の他人妻とのセックス」であったのだと思います。
結局、オヤジさんは、この俺の提案を受け入れ、まずは、美樹の剃毛をすることとなりました
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