第045話【美樹と旦那のセックス】
毎週土曜日は、美樹との密会のせいであっという間に過ぎ去ってしまいます。
そして、土曜日の激しい活動により、日曜日は割とだらだら生活となるのですが、今週はそれにも増して、どっぷりと疲れておりました。
それもそうです。温泉やミニ旅行で体力を使って、挙げ句の果てに何度も射精をするような濃いセックスをしているのですから当然といえば当然です。
ところが、人間って現金なものですよね。
月曜日から当たり前に仕事が始まり、水曜日ころになってくると、土曜日の疲れなどすっかり忘れて、次の土曜日への期待が渦巻くのですから。
そして、我が愚息も身を隠す巣穴を求めてそぞろ神が騒いでいるのも感じます。
さあ、いよいよ金曜日です。例の如く日中に美樹からメールが来ます。
(こんにちは。今週は、なんか変でした。1週間長かったです。早くアツキさんに会いたいです。)
(俺も、長く感じたよ。明日はどこに行こうか?どこか行きたいところはある?)
(先週は、いつものあの温泉に行くって言っていませんでしたか?)
(ああ。そうだね。でも、あそこでいいの?)
(私は、アツキさんと過ごせればどこでもいいです。)
このようなやり取りであったと記憶しています。
翌日、私たちは、集合場所を更に変えて会うことにしました。
一応、尾行などのつまらないものがあったら困るので、金曜日のメールで会う場所の設定をしたのでした。
自分の車を駐車場という車の林の中に隠して、美樹は私の車へと乗り込んできます。
「アツキさん、凄く、会いたかったぁ。」
「ちょっと、美樹。もうちょっと待てよ。ここは、まだ誰に見られているかわからないから、もうちょっとだけ待っててな。」
そう言って、彼女の行動を制限しないと、今にも抱きつかれそうな感じでした。
尾行車がないことを確認しながら、街の中を抜け、更に郊外に出ると、いつもの温泉旅館へと続く田舎道を走り続けます。
「もう大丈夫だな。多分だけれど…」
私のこの言葉が契機となり、美樹の活動が開始されます。
私の左手を掴むと、握ったり、頬ずりしたり、唇を当てたりしたりしています。
「あーやっぱりこの感触です。この手、私大好きです。」
嬉しいこと言ってくれます。
「ところで、美樹。今日はあの下着つけてきたのか?」
そう確認してみました。
先週、美樹にプレゼントしたオープンブラとオープンショーツの事です。
「やっぱり、見せないといけないですよね。」
そう言うと、ゴソゴソしながら、まず、スカートを捲くります。
完全に捲くられて、ショーツを履いた股が現れたのですが、そこにあったものは、クロッチ部分が透けて、しかもそれに切れ目が入っている例のものです。
少し伸びだした陰毛がわかります。勿論、前穴も。
「いいよ。有難う。で、次はおっぱいね。」
ブラウスの前を開けさせてオープンブラも確認します。何度見てもいやらしい、しかも馬鹿でかい乳です。
実にそのいやらしい神の創造物にこの下着は似合っています。
「おっぱいもしまっていいよ。」
「あ、はい。」
ボタンを締めながら不思議そうな顔をしています。恐らく、先週いいだけ車内露出したので、今回もそれをされるのだろうと思っていたに違いありません。
でも、毎回同じことをするのであれば、面白くもなんともないのです。
「ところで、今週はどうだった?」
「どうだったって何がですか?」
当然ながら、私は彼女に旦那とのセックスの事について聞いたのでした。
今週は、ほぼ毎日求められたとのこと。そして、毎回、膣内に白濁液を注がれたようです。
彼女曰く、「旦那の精液は呑まなかった」というのがささやかな抵抗だったようです。
彼女の旦那は、間違いなく、エロいフェロモンを撒き散らしている最近の美樹に女を感じ興奮が抑えられないのだと思います。
そして、彼は相手が俺かどうかはわからないにしても彼女を変えた何らかの存在は、感じているのだと思います。
そうでもないと、10年近くも一緒に生活している妻であり、月一でしか身体を重ねなかった女を毎日のように求めるわけがありません。
彼女によると、彼が精を放つ瞬間ほぼ必ず「お前は俺のものだ」というニュアンスの言葉を口にして美樹の上で果てているそうなのです。
「来て来て出して、全部私の体で受けるから。」
と私に言ってくる美樹とのプレイとは様相が違うなと、ここでも調子に乗って優越感に浸る私でした。
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