午後、大先生とお嬢様と若先生のお三人様で、居間で
何かお話し合いをなされていました。
私には、お茶も要らないという事で、なにか深刻な
お話しみたいでした。
夕ご飯の時のお嬢様の私を見る目が、異様でした。
その理由がわかりました。
夜9時を回り寝ようとする私に、大先生からお声が
掛かりました。
「お茶を持って来てくれ」
夜にこんな事は無かったので、首をかしげながらも
大先生のお部屋にまいりました。
少しぬるめのお茶を持って。
そこで、大先生からのお話しに感激しました。
午後お三人でのお話しが私の事で、私を愛人に、内縁の
妻とすると、お二人に話したそうです。
当然お嬢様からは大反対でしたが、若先生は賛成してくれた
そうです。
ああ ありがとうございます大先生、それと若先生。
「一応そうだが 照代の部屋は今まで通りだから」
「夜は 一緒に寝たければ 一緒でいいんだから」
「今晩は ご一緒していいですか?」
「照代の 好きな通りにすればいいよ」
私は寝間着に着替えて、今から大先生のお部屋へまいります。
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