「どうしたん?」係長が私の顔を見て心配してくれてます。
原田さんは誰かと電話しながらチラっと私を確認してデスクの書類に目を向けました…
(あ…やっぱりミスばかりする私なんか相手にしてくれないの…)
「カズカズ うちの高橋の名刺いつできる?」主任が聞いてきて
「えっ?高橋さん?」(ヤバっ発注してたっけ?)
「確認しときますね」
「ヨロシク!」
総務に帰って確認したら先週の金曜日に依頼されてたのに放置されてて…
飲み会があるから舞い上がってたのか…
(もう…覚悟を決めて…)
フロアに行って主任に木曜日になると言うと…
「えっ?中1日でできるよね?今日発注したの?」ニヤニヤしながら言うの…
それに気付いた課長が原田さんに目配せ…
「カズちゃん! ちょっとおいで…」
原田さんの部屋に呼ばれました…
戸は開いてるけど個室に2人っきり…
私はなぜかドキドキジュンジュン…
「あのね カズちゃんがミスしないようになるきっかけになればと思ってあんな事言ったけど本気じゃないからね…皆んな冗談でニヤニヤしてるけど ああいうのは止めさすから ちゃんと仕事に集中してよ」
「…」
(あぁ…私ってなんてバカなんだろう…全部私が悪いのに気を使われて…もう呆れられてしまったの?)
「…」
「カズちゃん?」
「チェンジは嫌です!」
「えっ?」
「M字開脚の方が良いです…」
「いや…そう言う問題じゃなくて…」
(もう何度もM字開脚する事を思ってオナしてるからM字開脚って言うたびにジュンジュンって…)
困った顔の原田さん…
キュンとなって…
「ミスしたのに一方的に約束破って皆んなに申し訳なくて…皆んな頑張ってるのに…わたしだけ…」
なんか涙ぐんでしまって…
「わかった わかった…カズちゃんがそう思ってくれてる事は皆んなに言っとくし…」
「でも…」
「…」
「じゃあ賞品にしようか?俺が認めた仕事をした奴にM字開脚の写真をプレゼントするって笑」
「えっ…そ、そうですね…」
M字開脚の写真を見せるって言われて急にドキドキ…うつむいてしまって赤くなった顔を上げられなくなってモジモジ…
「カズちゃん?大丈夫?」
「は、はい…大丈夫です…」
「じゃあ、ちゃんと皆んなには言っとくから気にしないで良いからね…早く仕事覚えて頑張ろうね」
「はい…ありがとうございました…」
帰りのエレベーターの中で股間を抑えて確認したらまた濡れてました…
(わたし…どうなっちゃったんだろ…?)
※元投稿はこちら >>