テントの中で目が覚めると、まだ妻が戻ってきません。
正確な時間を見ていたわけではありませんので、ハッキリとは分かりませんが、
多分1時間ぐらいは寝ていたでしょうか。
上の息子も起きて
『お腹がすいたけど、あれ?まだ帰ってきていないの?』
と。
そこから15分か20分過ぎてから、妻がマリンジェットのオーナーとその友人3名とで一緒に戻ってきたんです。
オーナーが
『心配かけてしまってスミマセンでした。僕らも想定外に十分楽しめました。ありがとうございました』
と言うと同時に他の方々が
『奥さん、とっても喜んでくれたので、色々とサービスしちゃいました。とても楽しかったです』
とか、
『また、機会があってお会いすることがありましたら、是非一緒に遊びましょう』
とか言ってくるんです。
言われた自分は正直言って【律儀な青年たちだなぁ~】ぐらいしか思っていませんでした。
妻も
『今日は貴重な体験をさせてもらって、しかもそれ以上の楽しいサービスまでありがとうございました』
と丁寧な例を言って、マリンジェットの方々と別れました。
ただ、自分は妻の雰囲気がちょっと違うと違和感は感じたものの、洋上でのマリンジェットの感想や、
なかなか戻ってこなかったので、心配していたことなどを伝え、ホテルに戻りました。
ホテルで息子たちと母が寝静まったあと、2人でお酒を飲みながら今回旅行に久しぶりにこれて良かったことや
マリンジェットに乗せてもらえて貴重な体験ができて、良かったとか話をしていたのですが、
マリンジェットの話になると、何故か微妙な雰囲気になるので、それでも彼らが好青年達で良かったとか話していたのですが、
妻から
『あのね。。。怒らない?』
と、少し神妙な顔で言ってきたので
『どうしたの?べつに怒らないと思うけど』
と聞くと、実は…と言って、帰ってくるのが遅くなった理由とかを話し初めました。
以下は妻からの話です。
実は息子と乗せてもらった時(因みに、息子と妻はそれぞれ別々のマリンジェットに乗りました)
マリンジェットのオーナーが後ろから『スタイルいいですね』とか『人妻って響きはエロいですね』とか言われてて、
しかも興奮しているのが分かったらしく、腰に固いものを感じていたらしいのです。
ただ、その時はそれ以上は何もなく、浜辺に戻る際に妻が
『〇〇が疲れたみたいだから仕方ないけど、もう少し乗ってスピードとか体験したかった』
と言ったらしいんですね。
なので、オーナーさんが
ご主人がOKなら、もう少し奥さん乗せましょうか?』
と提案してくれましたと言うのです。
そして、その提案を受け入れた僕たち夫婦。
妻はさっきよりもより遠くまで洋上をハイスピードで楽しませてもらったり、洋上からではないと見れない景色を見せてもらったりしたようで
(西伊豆周辺は伊豆の松島と言われるほどでリアス式になっており、入江とか人目がつかないような岩礁とかが沢山あるんです)
その内に妻がオーナーに
『こんな体験させてもらって、嬉しいですけど、ガソリン代とかお礼しなきゃいけないですね』
というようなことを言ったらしいんですね。
すると、オーナーは
『いえいえ、ガソリン代とかいらないですよ。僕らも楽しいですし、マリンジェットの楽しさを知ってくれれば嬉しいんで』
と言ってくれたらしいのですが、律儀な妻は
『でも、それじゃ悪いので、戻ったらガソリン代支払いますね』
と言ったとのこと。
ただ、やはりオーナーは
『結構です』
と言ってきたらしいのですが、妻にしてみれば、無理言って息子も乗せてもらい、
しかも自分の要望もあってまた乗せてもらい、やはりお礼はしたかったらしく
『でも、それじゃ私の気が済まないので…』
と告げたら、そのオーナーが
『それなら、お金はいらないので、お願いがあるのですが』
と言ってきたらしく。
その内容は…
続く。
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