盆休残り2日の朝、ママから電話で、T美が友達と
遊びに行くから案内してと、請われ動物園前で待ち合わせ
します。久し振りに会うT美が見つからずキョロつきますと
大勢の観客に混じり立って居る娘がいますので、傍に行き
近づきますと、飛び上がって抱き付きます。
中2になったT美は大人びた顔立ちで、背丈も伸びて
膝の上で悪戯し合ったT美では有りません。
知ってる観光地を案内し、駅で見送ります。
希望校受かったら褒美をあげるから頑張れ。と言いますと
コクンと頷き、友達に羨ましがられ頬を紅くして
帰って行きます。
2年目の7月、課長から呼ばれ、プレゼンが有る、
担当した図の説明をして来なさい、勉強になるからと
ついて行きますと、営業部長、営業部チーフ、部長秘書、
私で、設計課長はついて行けばいいから。と戻ります。
営業先で基本設計の詳細を説明させられ、接待が有るから
直帰しなさい。と言われて、お役御免。駅を探して
迷いながら駅に着きますと部長秘書のS子さんがいて
迷ってたでしょう、フフッ。と笑います。
接待に秘書は同席しないんですか?と聞きますと、
接待相手と場所によるの、今日は女の行けない店らしいわ。
帰るだけでしょ、付き合って。とタクシーを拾います。
〇宿のクラブに入ります。ボックスに案内され
ブランデーで受注に乾杯しますが、決定じゃ無い
ですよね。と聞きますと、
S子秘書:「そうか、知らないんだわね、今日、何で
君がアシスタント役に同行させられたか
教えてあげるわね。その前に呑んで。」
初めてのブランデーは口の中でフワッと溶けて無くなり、
美味い!と思います。
S子秘書:「遠慮しないで呑んでね。接待費だから。
H君、自分の置かれてる立場、認識して
ないでしょ、今日のプレゼンね、営業部から
ご指名なのよ、先方からH君の基礎設計の
理由を聞きたいって要望だったらしいの。」
そうですか。と聞き流しブランデーを呑みますと
S子秘書:「アハハッ、解ってないわ。これまでも君の
作図、没になった事無いらしいわよ。
営業部でも君に基本図面、評判いいらしいわ。
仕事、増えるわよー、それに所属変わるかもね。
覚悟、覚悟。」
お道化て、又グラスをあわせます。意味が理解出来ず
いますと、ママさんが、寿司を運んできて
今夜はどなたの接待ですの?と座ります。
S子秘書が内部接待なの、気を遣わなくて宜しいのよ。
と笑いますと、じゃ将来の有望株かしら?
お若くて秘書接待だなんて、出世頭ですわね。
とその気にさせ、上手だな。と思います。
生バンドの演奏が始まりますと、踊ろ。と誘われますが
得意じゃ有りません。と言いますが引っ張り出され
明日、日曜なんだから楽しく呑みましょう。とチークを
踊ります。密着した柔らかく豊満な躰にモノが反応し
腰を引きますと、離れないで。と睨まれます。
踊り終り席に戻ると、
S子秘書:「教えておくから胸に閉まっておく事。
本社に配属された君たちは、幹部候補なの、
だから、いつも監視の目が光ってるの。
問題有りと判断されれば地方に飛ばされるわ。
支店の連中は本社勤務を狙ってるのよ。
君はそう言う事に疎いみたいだから気配りを
忘れないで。ま、そこが君のいいとこだけど。
…
これからは私が指南してあげるわ、取敢えず
今の部署で頑張って。」
難しいもんだな。と思います。
付いてらっしゃいな。と店を出てタクシーを拾いS子秘書
のマンションに連れて行かれます。
広くはないが小奇麗な部屋で、ビールを出しながら
今日は君の秘書よ。何でもしてあげるから、ゆっくりして。
と言われますが緊張します。バスローブを出され、
バスを使ってらっしゃい。と促されシャワーを浴びて
いますと案の定、S子秘書が入って来て頭から、つま先まで
洗ってくれ、モノが反応し大きくなりますと、
S子秘書:「ワッ。凄いもの持ってるわね。エー、
ちょっと……こんな立派なもの珍しい。」
パクッと咥え、アタマの先から皺袋まで丹念に舐め
吸い、擦りますが、触れるか触れないかの舌遣いで
経験した事の無い気持ちの好さに呻きます。
早く欲しいわ。とベッドに仰向けにされ、S子秘書が
馬乗りになり、モノに手を添えて腰を沈めます。
私は触れても居ないのに、アソコには液が溢れて抵抗無く
モノを呑込んでしまいます。
S子秘書:「グ~ウッウッ、素敵! 好いわ~、こんなに
満たしてくれるモノって無いわ~。
私に任せててー。」
腰を上下させますが、少し入れ奥まで入れ、少し出し
目一杯抜き出し、右に回し左に回しながら後ろ手で
ボールを摩り転がして洞口を締め付けます。
徐々にS子秘書の動きが激しくなり、呻き、溜息をつき
善がり声をあげて幾度目かの絶頂で動きが止まり、
もう駄目、腰が壊れっちゃた。と私の上に突っ伏しますので
私が上になり腰を使います。
ア~ッ、凄い~。逝っちゃう逝っちゃう~。好いわ
好いの-、もっと強く、早く―、奥まで強くして~。
と悶え狂います。私も限界を迎え抜き出して、お腹の
上に噴射。2人ともウ-っと 呻きながら力が抜けて
行きます。覆い被さったまま余韻を楽しんでいますと
枕の横からタオルを取って後始末をしてくれます。
動かないでね。と起きて冷たいタオルを持って来て
綺麗にしてくれながら、女の務めだから気にしなくて
いいのよ。と微笑み、その言葉にジンとします。
S子秘書:「さあ、お帰りなさい。明日になっちゃうわ。
私、今日だけの秘書だから。それと寮の
ご飯、食べなかったら捨てて食器、洗って
おくのよ。それもチェックされるから。」
タクシーで帰寮。冷たい食事を食べ、器を洗って置きます。
女性と仲良くした後で、好かったとか私のモノの話を
しなかった女性は初めてだな。それにしても凄い
テクニックだったな、都会の女性って凄い。
と思いながら爆睡。
翌日曜日、同期でT大卒の人事部のFが来て、美味い
とんかつ屋見つけたんだ、行こう。と誘われ出掛けます。
分厚いとんかつを食べながら、
F:「おいH、お前出張とか部署ヘルプの話、聞いてるか?
お前の大学の学舎建替え設計の依頼が来てて
支店長名で、お前を寄こせって要望書、出てるぞ。」
私:「聞いてないぞ、そのプロジェクト俺じゃ無いだろ。
経験豊富な先輩方いるんだ、ぺエぺエの俺じゃ無い。
間違いだよ。」
食事を終え、喫茶店で
F:「社内や寮で話せないから言うがな、人事考課
見ると、同期の置かれてる立場が見えるんだ。
お前、断らない方がいいぞ、先輩に何言われても
業務命令ですって言っておけ。
人事考課が良すぎるから試されるんだ。
いいか、絶対断るな。」
と諭されます。
私:「俺は図さえ書いてればいいんだ。上で何考えてるか
知らん。派閥争いも興味無い。
技術屋だ、俺は。
お前みたいに将来の重役候補とは違うだろ。」
F:「何言ってんだ、これからも土木、建築は続くんだ、
休めないほど仕事溜まってるのは承知してる。
設計部は会社で大きな部署になって行く。
営業と逆転するぞ。」
解った。と頷き、後は世間話、社内の噂や女性社員の話で
盛り上がり焼鳥屋で夕食代わりに食べ、呑んで帰寮。
寝ながらFの話を考え、行けと言われたら行くさ。
面倒には巻き込まれたく無いが、昨日のプレゼンや
S子秘書の指南宣言、S菜と仲良くなれたのも絡んで
居るのかと悩ましく思いながら就寝。
続
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