このパートにエロはありません。くだらない体験談ですので、興味ないかたは戻るを押して下さい。
ファミレスにて
ナツと初めて2人であったのは、ファミレスのガ●ト。ナツは、マンガ家のアシスタントをしていて彼氏と同棲している。
髪の毛が肩にぎりかからないくらいの20代、見た目は切れ長の目がSっけを感じさせるが、甘えん坊のオタクさんである。かなーり、フィルタをかけるが橋本愛さんににてないことも…
アシスタントというのは、エロマンガという、なかなか珍しい女子で、職場は女性のみ5人だという。
どれだけエロ女が集まっているのかと思ったが、意外にも〆切前は地獄の進行スケジュールでエロのスイッチは、完全にオフらしい。
エロいことをエロくない気持ちで描くのには、矛盾を感じるが、エンターテイナーとは、そういうものか…
この原理だと、AV女優も…いや、夢がなくなるのでやめておこう。
エロ動画は、おっさんの私に残された最後の夢の国なのだから。
前置きが、ながくなったが。とある夕方のファミレスで2人は初めてあった。
「急に会うなんて、どういう風のふきまわしですかね??」と、突然の誘い出しに成功した理由をきいてみた。
「うーん、暇だった(笑)」ナツは言う。続けて、
「徹夜で仕事して、疲れて家で18時間も寝て、起きたら、誰もいないし。何日か休みだし。彼氏は仕事忙しいから、全く相手してくれないし。寂しくなった…で、おっさんに愚痴でも言おうかと、きてみました。
正確ではないが、たぶんこんなことを言ってた気がする。
「まぁ、お酒でも飲みなよ。よかったら、描いているエロマンガの内容も教えてよ」
おっさんの半分は、優しさ、もう半分はシタコゴロで出来ているのを表すような質問をしてみた。
「うん、じゃぁ…」
「梅酒あれば、飲もうかな」
あっ、そっちの質問から処理したのね。
まぁ、なんとなく普通の飲みトークから始まり、だんだん気持ちがよくなってきたのか、話はエロマンガの内容になってきた。
なんでも、巻末に収録するアシスタントの短編マンガを考えているらしく。どうしたものかと、悩んでいるとか。考えてみれば、ナツはマンガを描くのはすきだが、ストーリーを考えるのはまた別の才能なんだよね。
その内容は…
朝起きると飼い猫が人になってベットに入っている。それを見たご主人様は、困惑しながらも、飼い猫にたっぷりとご奉仕させる。調子に乗ったご主人は調教と称して…。
と、いうエロマンガ版「山月記」。
「それって、自分の願望とかはいってるの?」
「うーん、かなーり入っているかも(照)」
「じゃぁ、おっさんと、イメージシミュレーションしない?」
「遠慮するでごわす」
まぁ、現実はそんなにうまくいかないものです。
純粋に女の子と、飲むのは楽しいし、これはこれでいっかなと、思っていた。
「じゃぁ、おっさんとゲームをしよう」
「どんな?」
「あ、から、い、う、え、お…って、順番に単語をいって、相手を5回笑わせたら勝ち」
「やる、やる」ナツは快諾。
「負けた方は罰ゲームをすることにするのはどう?」
「どんな?」
「おっさんが負けたら、セクシー下着を買ってあげよう。勝ったら、エロマンガの内容をおっさんとプレーしてください」
「わたしにメリットないじゃん!」
と、やはり現実は甘くはなかったです。
しかし、おっさんは一回でも笑ったら即負けで罰として、ナツに書店で好きな本を買ってあげること。
おっさんが勝ったら、ドンキでピンクローターをナツが1人で買ってくるということで、ゲームは開始された。
「あ、からはじめるよ!先行は、おっさんでいい?」
「いいよ」
「あ、アナル。」
「ちょwww下ネタずりぃwww」
ナツは、恥ずかしそうに笑った。
この勝負、勝てそうな気がする。
「さて、お次は「い」だね。」
意気揚々とおっさんは言う。
「ふーん。下ネタで勝つ気なのね。」
視線は痛いが、気にはしない。
「下ネタでも笑わすのは、難しいよ。先行でやってみるかい?」うなずくナツ。なぜか、首を小刻みに上下に振る姿は、うける。
「…いきます。」
少し考えた後、ナツは小さな声で…
「…淫乱…娘w」
ちょっと我にかえって、恥ずかしそうにするナツの姿は非常に萌えた。
「もう、笑ってらっしゃるんで…負けですw」
「ヤダヤダヤダヤダww」
自分のセリフに思わず吹き出したナツは、笑いながら、負けは勘弁と懇願してきた。
「じゃぁ、おまけでセーフだけど、おっさんの番でいいすか?」
「うん、さぁこい!ばっちこい!」
ちょっとリアクションは古いが、判定セーフでおっさんのターンに備えるナツ。
「…淫乱娘」
「かぶせてくるのwwwずりぃww」
この勝負は、結局5-0おっさんの圧勝で終わった。
「さてと…罰ゲームですね。」
「うあああああああ、いやだぁ」
罰ゲームは、1人でピンクローターを買いに行くという約束。頭の両脇に手を当てるその姿は、まるでマンガ。さすがだ。
「1人は無理無理www」ほにゃら笑いでやり過ごそうとするナツ。
「負けたよね?」お母さんのように、負けを追及する、おっさん。
コクリと、うなずくナツ。
「ローター欲しいよね?」
今度も、恥ずかしそうにナツは、うなずく。
「本当は、バイブも欲しいんだよねww?」
首を大きく縦に振るナツ。飲酒の効果は、絶大かもしれない。
「それを、おっさんにぶち込んでもらいたいん…」
「それはないです」
食い気味に否定しなくてもいいのに(泣)
しかし、罰ゲームは決行。
内容は、
5000円分の大人のオモチャを買ってくること。
1人で行き、おっさんの待つ駐車場まで帰ってくること。
だいぶルールが緩くなったことでナツも納得(させた)
加えアダルトグッズの店は、無人会計ができる。深夜12時の時点で駐車場に車はなく、先ほどの見た店内には人はいなかった。
「じゃ、検討を祈る」
ナツに5000円を渡す。
「まじかー!ひえぇ!泣くよ。私泣くよ(笑)」
「あと、5秒で行かないと、俺帰るよ。5.4.…」
しぶしぶと、周りをうかがいながら、そそくさとビニールののれんを超えていった。
数分後…メールが来た。
カ、イ、マ、シ、タ、ス、グ、カ、エ、ル、ナ、ツ
なぜ、ここで電報テイストの文章を書くのかわからないが、とにかく、買い物には成功、余裕もボチボチあるみたいだ。
帰りは、入口のビニールカテーンから小走りでこちらにくる。
キラキラした目で、
「隊長、買ってきたであります!」
ナツは満足気にいった。
「よくやった!」
頭をナデナデすると、エヘヘヘ~と、昭和のリアクションをとってくる。おじさんキラーだな。
買ってきた黒い袋の中をみると、ローターとバイブと目隠しが入っていた。
アダルトグッズは性癖の宝箱だ。
女の子がバイブを買ってきてるのに、おっさんが恥をかかないでどーするのだ。そこで、提案をする。
「さぁ、使ってみよう」
続く
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