ひさしぶりに、1ヶ月とは言わないがひさしぶりにママの店に、顔を出す。
いつもの常連。
格も初さんも来ている。
ワイワイガヤガヤ。
初めは気がつかなかったが、1人女の客が居た。
ママが目の前から消えた時、格に聞く「あれ 誰?」「おまえが 来なくなってから 入れ替わりに 来ているんだ」。
しかしチョット見は、貧乳・貧尻、まあ痩せ過ぎってとこで、女の魅力は無し。
一目で俺の範囲外、圏外。
そんなことで右の格とワイワイ、左のなじみとガヤガヤ、そして初さんを抱いてデュエット。
ここは昭和のスナック。
俺たちのデュエットで、1組2組狭いフロアで踊り出す。
男の手はいずれも女の尻に・・・・。
俺の圏外の女も男に抱かれて踊っている。
しかし椅子に座っているよりも立っている方がスタイルがいい。
圏外を取りやめるか。
「そうだ おんじぃ
この人 初めてだろ 幸子さん よろしくね」
その幸子が、2人の客を間に置いて、ニコッとする。
その2人が気を効かせて、席を移動し幸子が隣になる。
隣に座ると、なになになに、圏外なんて勿体ないじゃん、俺の見立ての外れ。
それから話が弾み、飲み物も弾む。
時たま会うママの目が光っている。
まあいいじゃん。
1人帰り2人帰り、幸子もいつの間にか帰り、結局いつもの夜みたいに、ンクと初さんと俺とママの4人。
「おんじぃ さっちゃんと いい関係ねぇ」
「そうだな」と格まで。
そしてしばらくして、格と初さんのお帰り。
「仲良く帰ってねぇ」と俺。
「どう さっちゃんは?」
「どうって?」
「話すと時の おんじぃの 目が変わっていたわよ」
「だめだよ 貧乳だもの
ママのほうが いいよ」とカウンター越しに手を出す。
「さあ 時間時間
どうするの 帰るの 帰らないの?」
そんなわけで、奥の部屋へお泊り。
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