私の知り合いである女性(舞さん)は、母子家庭に育ちました。
母親は昼も夜も一生懸命に働き、舞さんは母親を尊敬し、感謝し、自分で出来ることは、母親の手を煩わせたくないと、自分でするような子です。
しかし、母親は、実はM。
小学校の高学年の頃から、母親が時々、女の顔をして帰って来ることがある。「嫌だな」とは思いつつも、なぜそんな顔をしているのかも聞けない。
そして中学に上がったことから、いかにも陰湿で悪党面をした男を自宅に連れて来るようになる。舞さんは、「怖くて嫌だから、家に連れて来ないで」と懇願するのですが、止めてくれません。
ある夜、階から苦し気な母親の声がして、母を心配した舞さんは階段をこっそりと降りてく。寝室のドアが僅かに開いていて、そこに近づく。
すると・・・全裸の母親が後ろ手に縛られ、あの男に犯されていた。それも、犯されているのはアナル!
「もっと声を出せよ。娘だって、もう中学生なんだ。こんなことに興味があるはずだ。」
「ふふふ・・・お前だって、ずっと隠し続けているのは辛いだろう。」
「娘に、全てを知られてしまいたいんだろう。」
「ほら。こうしてケツの穴を犯されて、気持ちがいい、って言えよ。」
あまりにも恐ろしい世界に、二階へと逃げ帰ったが、異常な興奮状態の中、お尻の穴に指を入れ、オナニーをしてしまったそうです。
その後、半年ほどしたある日、その男が一人で家に現れ、「近い内にお前も母親のような女に調教してやる」と言われる。
あまりにも怖く、母親に正直に言うと、母親は激怒し、すぐにも女子寮のある学校に転校することになる。
だが、母親は結局、その男と何年間も付き合うことになるけれど・・・・・
舞さんは、アナルに異物を入れたオナニーを、その後、二十年間、続けることになり、ある男性と知り合って、本物のSMの世界にのめり込んでいく。
嫌で嫌でならない記憶。消してしまいたい記憶であっても、それが心の傷となっていつまでも消えなければ、被虐的な世界で感じる、異常な興奮とそれに伴う性的な興奮からは逃れられないのかもしれません。
※元投稿はこちら >>