0時をまわりそうなくらいに、ふとコールが鳴った。即座に受話器のフックを上げると、フラッシャーがグリーンのランプに点灯し、電話が繋がった…。
(ドキドキ…)
女「もしもし…」
声の相手はわかそうだった。
周囲の外の音が聞こえる様子に、外から掛けてきたのがわかった。
自分「誰か遊ぶ人ても探しているの?」
女「っていうより、割で…」
なるほど。どないしようか…。23って言っていたし、あまり気むずかしくいろいろ話すと、切られてしまうし、手っ取り早く決めてしまおう。
自分「どこにいるの?」
女「西口の電話ボックスから。友達カップルと3人で遊んでいたけど、2人が帰っちゃって暇だし」
自分「西口なら車で10分ぐらいで行けるよ。行っちゃおうかな~♪」
女「〇〇だけどいい?」
自分「〇〇でしょ?いいよ、OK。でも俺なんかといいの?」
女「ううん、やっぱノリでしょ」
自分「わかった、いく。そこから離れないでね。少し遅れても必ず行くから。名前は?」
女「ゆか」
自分「俺と同じような名前。気が合うかも」(何言っちゃって)
お互いの格好や服装などを伝え合い、アポをとり終える。
電話が切れると、部屋の片付けをし、お店を出る。今日もどうせドタキャンなんだろう。そんときは黄金町に行って、異文化交流だ。抜かずには家に帰りたくない。
携帯電話の番号を教えておくと、すかさず電話が鳴った。
ゆか「お店出た?」
自分「出たよ、当たり前でしょ、会いにいくから。ドタキャン無しな。」
ゆか「お兄さんこそ」
やりとりをして、車を急いで走らせる。
こういうときって、かなり急いじゃう。信号や他の車をたくみにかわして、目的の場所へ。
(う~ん、いないんじゃ…)
周囲に目をやると、電話ボックスの中に聞いていた様相のお姉ちゃんがいた。あ、目が合った…。なかなか良さそうなナオンちゃんだ。スタイルもよさそう。
しかし、電話ボックスの車道側はバス停で、長く停められ無さそう。なんで指で合津し、先のほうへ移動すると、ゆかちゃんも歩いてきた。
ピンクいワンピースにグレーのニットの薄い上着を着ていた。助手席に座り込むと、スカートから出た太ももにくぎづけになる。
ゆか「早かったね、大丈夫だった?」
自分「ああ。しかし、俺でいいの?やめとく?」
ゆか「いいよ。友達2人に行かれてなんか寂し
いし。ノリでしょ、やっぱり」
(軽い子だな、ま、いいや)
と、速攻で鶴屋町のラブホに行きました(つづく)
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