新学期が始まり、1月の終わりに俊哉と市役所に行って、入籍をしました。
「これで…俊哉の奥さんになったのね」と私が涙を浮かべながら言ったら、俊哉は私を抱き寄せ、涙を拭きながら「結婚式は受験シーズンが終わってからになるけど、取り合えず籍だけは入れたかったんだ…受験シーズンが終わったら、結婚式所を見て回ろうな?」と言ってくれて、私は嬉しくって、泣きながら頷きました。2月に入り、受験シーズンが本格的になり、俊哉は毎日忙しく、お昼も食べる時間も無いというので、私は愛妻弁当と俊哉の好きなをポットに入れてあげました。俊哉は「ありがとう愛してるよ奥さん」と言い、毎日お弁当を持って行きました。園長先生には「先日…籍を入れました」と報告したら、園長先生は「それはおめでとう」と言ってくれて、同僚にも籍を入れた事を話し「名字は○▽になります」と言ったら、皆は「おめでとう」と言って祝福してくれました。
3月になって、同期の裕美は年長を受け持ってたので、卒園式の準備で忙しそうでした。私も一緒に手伝い、明日が卒園式と言う時に、裕美は吐いてて、私は裕美の背中をさすったら「ねえ裕美?もしかして…貴女赤ちゃんが出来たんじゃない?」と言ったら「そう言えば…生理が遅れてる」とカレンダーを見て言ってて「明日、病院に行って来たら?」と言ったら「進になんて言おう…」と言うので「私が一緒に行ってあげようか?」と言ったら「お願い」と言われたので、次の日、私は裕美と産婦人科に行きました。裕美が診察してる間、私は待合室で待ち、暫くして裕美が出て来て「3ヶ月だって」とお腹を触りながら言ってて、病院から出て裕美は進君に連絡してて「あ!進?驚かないで聞いてくれる?あのね…今病院にいるの…私…赤ちゃんが出来たの」と言ってて、私は裕美の側を離れ、裕美は嬉しそうに話してました。
暫く話し、裕美は私の所に来て「進…凄く喜んでくれたの」と言ってて「和美…進が此方に来るって、進が来るまで一緒に居てくれる?」と言われ、私は頷いてあげました。五分位に進君は息を切らし来て、裕美をギュッと抱き締めてて「体は大丈夫か?辛くないか?」と進君は裕美のお腹を触りながら聞いてて「大丈夫よ?悪阻はこれからみたいだから」と笑ってて、私は二人の側をそ~と離れました。
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