A氏と私はほろ酔い気分で腕を組んで、恋人どおしのようにラブホテルへと向かいました。まっすぐ一番近いホテルへ直行すると思っていた私は
「立ち止まってスカートをめくって見せて」
と言われた時は思わず
「えっ、そんなこと…!」
とイヤイヤをしました。しかしA氏は許してくれません。しかもあろうことか、向こうで立ち話をしているサラリーマン二人組に見えるように裾をめくりあげたまま足を開きなさい、と言うのです。私は青山の「貸し出し中はA氏に従うこと」との命令を思いだし、おずおずと足を開きました。パイパンのおまんこからピンクローターのコードを垂らし、ガーターベルトにコントローラーを挟んだ女を見て、初対面の男の人がどう思うのか、それを想像すると私は恥ずかしくて消えたいほどでした。
しかもA氏に
「ほら、あの男の人たちパイパン女だなぁって見てるよ」
などと耳元で意地悪く囁かれて私はもう泣きそうでした。その時の私は、アルコールの酔いも手伝って、いつスカートをおろすことを許されてホテルの部屋に入ったのか分からないくらい混乱していました。
だからいつの間にかホテルのベッドに腰掛け、上着を脱いで
「お風呂を入れようか!?」
と言ってくれたA氏に抱きついて
「いいの、このままするの。それともイヤ!?」
と言って抱きつき、彼の膝にまたがるように乗りました。A氏はベッドの上に座って私を抱っこしたまま、
「さっきの人たち、きっとすごく興奮してたよ。こんな可愛い姫がパイパンなんだから」
と言ってくれました。そこで私の中で何かがプツンと切れ、私の悪癖である泣き上戸が出てしまいました。ポロポロと泣きながら私は
「そんなことないよ。もっと若くてナイスバディの娘のおまんこならともかく、おばさんのパイパンじゃなぁ、って笑っているよ」
と憎まれ口をききました。彼はペチンと軽く私の頬を叩いて叱りました。私はまだ涙が止まらず
「ゴメンナサイ、楽しい恋人セックスしにきたのにごめんね」
と謝りました。A氏は優しく
「いいよ…可愛いよ」
と言いながら、私の服を脱がせて抱いてくれました。
丁寧にフェラチオし、彼のペニスを受け入れ「あ、あっ!!」と私が喘ぎだした頃、青山からのTELがなりました。
「入れてもらっているか!?」
との問いに
「はい。今入ってます!!」
と答えると
「そうか。恋人貸し出しなんだから俺だと思ってセックスしろよ。イケ!」
と強く言われ、私が
「あう"ーーーーーっ!!」
と低く下品な声を上げてガクガクと達すると、その有り様に興奮したのか、A氏も一度目の射精を私の中に放ちました。
私が
「いまイッていただきました…」
と青山に告げると、今度はA氏がそれに応えるように
「ダメだ、小さくならない」
と言ってそのまま再びピストンを始めました。私の声と様子からそれに気づいた青山は
「姫菜、今日はたっぷり○○を使わせたんだろう!? その分うんとサービスしろよ」
と意地悪く言いました。それを聞き、まるでヒモにカ○ダを売ら○れているようか気持ちになり、発情しきった私は
「いい、ダメッ、いい!」
と大きな声を立て続けに出しました。青山も興奮したのか
「そんなに激しいのか!?イケ!もう一回出してもらえ!」
と叫びました。私は嫉妬にあふれた彼の慟哭に身体を震わせて
「あうぅーーー!!」
と一際、声を振り絞って果てたのです…。
青山からのTELが切れた後、私とA氏はようやく、シャワーを浴び、もう一度セックスをし…終わった後、実際には20分弱だったのでしょうが、すーっと眠りに落ちてしまいました。フロントからの電話で起こされ、私たちは慌てて身支度を整えてホテルを出て、貸し出しデートは終了となりました。
翌朝の青山からのTELで、三回分の膣内射精が帰宅してから逆流して困ったことを話したら、私はひどく叱られました。
「シャワー設備のある場所で貸し出しセックスした場合は一滴残らず、洗い流してから帰宅すること」
これが青山と私の新しい約束です。新たな絆が出来た気がして嬉しくてたまらない私はきっと愚かな女です。でもこんなに幸福なのは生まれて初めてなんです。
最後にAさん、プラネタリウムのチケットを事前に買っておいてくれた、ということが私にとっては一番の"お姫さま扱い"でした。ありがとうございました。
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