長い長いピストン。
彼はタフだ。
「一回いったから抜いて?」
「ダーメ」
甘えた声で拒否される。
「バックは?」
「バックしたいの?」
「うん」
本音は、足が痛かったからバックで休もうと思った。
四つん這いになると、また指で遊び出す。
奥の方まで入れると腰がひけた。
「や、やだ」
「お尻つきだして」
我慢できなくなって、また立ち膝で逃げようとした。
「ダメだって、ちゃんとつきだしてて」
「もう、おちんちん欲しい」
そうでも言わないと止めてくれない。
「お願い…」
彼の表情は見えないが、黙って入れてきた。
彼が、時々気持ち良さそうな吐息を漏らす。
珍しい。
いつもはタフで涼しい顔で動くのに、久しぶりだからかバックだからか…
「正常位にしよ」
彼に言われ私は、足も大分楽になってたので仰向けになった。
すぐ入れてくるとキスをされた。
「好き」
少しの沈黙。
「好き」
「うん、大好き」
「あぁ…」
彼が眉間に皺を寄せる。
「いきそうになってきた」
いつもの彼より早い。
好きと言われたせいか、バックからの快感を引き摺ってるせいか。
「うん、いいよ」
「いい?」
「うん」
それでも彼は、最後の力を振り絞って我慢してるみたいだった。
「本当にいいよ」
「いいのか?」
頷くと、表情が崩れた。
「いくよ」
「うん」
私はしっかりと目を開け彼を見た。
記憶に刻み込むために。
端正な顔が崩れてくのを、不思議な気持ちで見ていた。
いったあと暫く彼は、私に体を預け起き上がらなかった。
「しぼむとゴム抜けちゃうよ?」
仕方ないから言った。
「根本までしてるから大丈夫」
そう言いながら体を起こす。
抜いたあとゴムを見ると、沢山溜まっていた。
「凄いでたね」
私が声を弾ませながら言うと、彼は愛想笑いをした。
「風呂いこー」
「ん~私は余韻中」
「風呂で余韻したらいいよ」
「ちょっと休もう?」
「このままでいるの気持ち悪い」
彼は、自分の性器に付いたままのゴムを指差す。
「わかった」
二人でシャワーに行った。
※元投稿はこちら >>