彼を信じてみようと決め、会うことを告げるとすごく嬉しそうな返信が来ました。
日曜日、約束の場所に行くと彼が待っていました。
あの時と変わらない笑顔、でもあの時よりも日焼けして、体もたくましくなっていました。
彼は今、ADの仕事を辞め建築の仕事をしていると言いました。
私の事が忘れられず、また会いたくなったと。
そして、真剣に付き合って欲しいと告白されました。
予想外の事で混乱しました。しばらく考えた後、彼に答えました。
「私は×1で、子供が二人もいる、あなたと歳も離れすぎている。あなたの両親に会わせる顔が無い。」
「しかも、お金の為にAVに出てあなた以外の人とセックスをして、中に出されたバカな女よ。それもあなたの目の前で。」
「そんなバカな女と付き合う事、出来る?」
「出来ますっ!その為に仕事も頑張って、お金で苦労はさせません!」
あの笑顔で真っ直ぐ私を見つめてきました。
「あんたもバカだわ。」
二人で笑いました。
「よろしくね。」
あの時のように彼に抱きつきキスをしました。
堕ちるまで堕ちた私ですが、今は小さな幸せをかみしめています。
彼との出会いのきっかけは、墓場まで持って行きます。
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