お菓子を開けてからポカリを飲んだ。
友達は烏龍茶を飲む。
「ビール飲まないの?」
「美佳ちゃんは?」
「一休み」
「俺も」
共通の友達の話しで少し盛り上がると、友達が立ち上がり部屋の電気を消した。
「何?」
「節電」
「あっ、そうだよね」
ぼんやりと間接照明だけが部屋を照らす。
「ムードでるぅ」
私は茶化すように言ったが、友達は何も言わなかった。
気まづい空気が流れる。
「私、寝ようかな…」
「俺はもうちょっと起きてるわ」
「うん…」
羽織りを脱ぎ布団に入ると、黙って烏龍茶を飲んでる友達を見る。
「どうした?」
「別に」
「寂しいの?」
「寂しくないよ」
「素直じゃねーな」
「上から目線だ~」
言葉でじゃれつく。
友達が隣の布団に来た。
「布団離した?」
「ちょっとだけ」
「期待した?」
「何を」
焦りながら答えると、
「俺は期待してる」
まっすぐ見つめられた。
「彼氏じゃないじゃん」
「彼氏にしてよ」
「冗談ばっか」
「本気なのは俺だけ?」
「止めてよ」
「キスしよ?」
「なんで?」
「キスしたい」
押し問答を繰り返す。
「キスしたら止まらなくなるよ」
「大丈夫、飲んだから起たない」
「本当?」
「本当」
う~ん…と考えてたら友達が私の布団に転がってきた。
「キスしよ…」
「本当にキスだけだよ?」
「うん」
友達が鼻先を擦りつけて誘うような仕草。
私は目を閉じた。
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