前回の続きです。
抱き合ってキスした後、私と真由美は起き上がってベッドから離れると、入浴する事にしたのです。
お風呂が沸くまでテーブルの前にアグラを掻いて座りイオン飲料を飲みながら、タバコを吸った私と真由美なのでした。
「あなた、ほんま元気やね… とても58や思われへんくらい、物凄い精力や…」
真由美がそう言ったので、私も
「君もすごく元気いいな… それに今も昔みたいにすごく色っぽいし…」
と言ったのです。
「そう… そない言われると、めっちゃ嬉しいわ… あなた、昨日の日中から今日の夜明け近くまで半日の間に3回もしたのに、さっきはオチンチン、全然、疲れを感じさせへんくらい、物すご硬なって逞しかったわ… あたし、さっきは何べんもあなたより先にイキそうになって必死で堪えてて、あなたのオチンチンで突きまくられてるオメコ、マジで壊れるんやないか?思た… 死にそうなくらい、滅茶苦茶、感じたわ…」
嬉しそうな声でそう言った真由美の目は悦びに満ち足りていて、私は気恥ずかしさを覚えたのと共に、愛する妻を女として最高に感じさせて満足させた事に男として大きな自信と悦びを感じたのでした。
「真由美、死んでしまうんじゃないか?って思うほど滅茶苦茶、感じまくってたけど、オメコの締め付け、物凄くキツかったよ… おれのチンボ、真由美のオメコで食いちぎられてしまうんじゃないか?って思ったほどで、おれも何回もイキそうになって真由美より先にイカないように必死で堪えてたんだ… オメコの締め付けもすごかったけど、おれの目の前で死にそうなほどの声を上げて乱れまくる真由美、女として最高に魅力的だったよ… こんなに素敵な女と夫婦として愛し合ってセックスしてるおれは世界一幸せな男だって思った… 真由美、世界一素敵な女性だ…」
私が自分の正直な気持ちを伝えると、真由美は
「そ… そんな… いや…っ! いやや…っ! 恥ずかしい…っ! 恥ずかしいわ…っ! そない恥ずかしい事、言わんといて…っ!」
と顔を真っ赤にして、うろたえた様子で言ったのです。
そう言った真由美でしたが、その後、恥ずかしそうにしながらも、私の顔を見つめて、
「そやけど… そやけど、あたし… 嬉しい… あなたにそない言うてもろて、ほんま嬉しいわ…」
と正直な気持ちを口にしたのでした。
そのうちにお風呂が沸いて、私と真由美は浴室へ赴いたのです。
全身に付着した汗とお互いの体から湧き出た精液と愛液を洗い落とした後、二人で一緒に湯船に浸かって体を温めている時、
「ねぇ…」
と真由美は私に何かを言いたそうに声を掛けて来たのでした。
「なんだい…?」
私が尋ねると、真由美は
「昨日からあれだけたくさん、あなた、あたしの膣内(なか)に射精(だ)してくれはったんやから、赤ちゃん、妊娠(で)きへんやろか…?」
とちょっと真顔で言ったのです。
「妊娠(で)きてほしいな… おれたち二人の子どもが…」
真由美が願っているように、私も自分たち二人の間に子どもが生まれる事を望んでいて、そう答えたのでした。
「あたし、もう若ないから、妊娠(で)きるかどうかわからへんし、妊娠きても産むの大変や思うわ… そやけど、出来たら、子ども、欲しい… あたしら二人の子どもが…」
そう言って、真由美は真剣な眼差しで私の顔をじっと見つめたのです。
「おれも出来たら、子どもが欲しい… 君は大変だろうけど…」
私がそう言うと、真由美は
「今夜、これからまだ“出来る”…?」
と訊いて来たので、私は
「ああ… まだ出来るよ…」
と妻の“誘い”を快く承諾したのでした。
「ほな、今夜は明日の朝までしよか…?」
真由美は笑顔で冗談とも本気とも付かない口調でそう言って、私が
「朝までか… 体が持つかな…?」
と言うと、妻は
「あんまり無視せんかてええわ… しんどいの無理してする必要あらへんし… お互いに無理せん程度にしよ…」
と言って、人懐こそうにニコッと笑ったのです。
「じゃあ、無理しない程度に頑張るよ… 今夜、何回、出来るかな…?」
私が妻の笑顔に釣られ笑ってそう言うと、真由美は
「どやろ…? あなた、性欲が旺盛やから、あと3回は出来るんちゃう…? あたし、性獣の夫のあなたについて行けるかどうかわからへん…」
と笑いながら、言ったのでした。
「おいおい… 真由美だってかなり性欲が旺盛じゃないか… 君の方こそ性獣の妻じゃないのか…? おれの方がついて行けるかどうかわからないよ…」
「ほな、あたしら、性獣夫婦やね…」
冗談を交えて笑いながら、そう言い合った私と真由美だったのです。
入浴を終えて一服した後、私と真由美は再び体を交える事にしてベッドに身を委ねたのでした。
私と真由美は結合する前、お互いの性器(モノ)を十二分に愛撫、刺激して性感を高め合い、起床してからの2回目のセックスに臨んだのです。
今度は前日に再会してからまだ行なっていなかった体位、後背位(バック)で交わる事にした私と真由美なのでした。
恋人同士だった若い頃もお互いに後背位(バック)はあまり好きではなくて、この体位を用いてセックスする事は多い方ではなかったのですが、私たち二人は夫婦になったわけなのですから、後背位でも交わりたいと思った私と真由美だったのです。
「ああっ! あな、たあっ! ああっ! ああっ! ああっ! ああっ! イイッ! イイッ! イイわっ! ああっ! すごいっ! すごいわっ! ああっ! あなたのオチンチン、めっちゃ硬いっ! めっちゃ逞しいっ! ああっ! 素敵っ! 素敵やっ! ああっ! あなたのオチンチン、最高にイイわっ! お願いっ! もっとっ! もっと強くっ! もっと激しくっ! ああっ! あたしのオメコ、滅茶苦茶に突いてっ!」
私に後背位(バック)で突きまくられている真由美は私の激しい性運動に応じて、ヴァギナでペニスを強烈に締め付けながら、自らも腰を私の方にクネクネと突き出して、歓喜の叫び声を上げ続けたのでした。
「おおっ! 真由、美いっ! おおっ! おおっ! おおっ! おおっ! 真由美もっ! 真由美もすごいぞっ! おおっ! 物凄くキツい締め付けだっ! おれのチンボ、すごく気持ちイイッ! おおっ! 真由美のオメコ、最高だっ!」
真由美のヴァギナでペニスを締め付けられ、強烈な快感を覚えた私も歓喜の叫び声を上げて、妻の要求に応え、より一層、力強く腰を振って膣内を突きまくったのです。
しばらく後背位(バック)で交わった後、私と真由美は体位を正常位に変え、尚も激しく愛し合ったのでした。
「ああっ! あな、たあっ! ああっ! あた、しっ! 真由、美っ! ああっ! イ、クうっ!」
「おおっ! 真由、美いっ! おおっ! おうっ! おおうっ! おうっ! おおっ!」
真由美と私はお互いの体を強く抱き締め合って、歓喜の絶叫を上げ、二人で同時にイッてしまったのです。
イッた後、私は愛する妻の膣内(なか)でペニスに溜まりに溜まった大量の精液を噴出し始めて、真由美は私のペニスを締め付けながら、精液を子宮に吸い取って行ったのでした。
「ああ… 射精(で)てる… あたしの膣内(なか)にあなたのがいっぱい… ああ… すごく熱くて生き生きしてる… めっちゃ気持ちイイ… ああ… もっと… もっと射精(だ)して… あたしの膣内(なか)にあなたを… あなたの子種を全部、射精して… あたしにあなたの子どもを妊娠させて…」
真由美は快感に満ち足りた表情を見せて艶やか声でそう言いながら、私の精液を子宮に吸い取り続けたのです。
「おお… 真由美ぃ… 射精(だ)してやる… おれを全部… おれの子種を全部、真由美の膣内(なか)に… 真由美がおれの子どもを妊娠するようにおれを全部… 射精(だ)してやる…」
私は全身にぞくぞくする快感を覚えながら、真由美が妊娠する事を強く願ってそう言って、妻の膣内で自身の全てを射精(だ)し尽くすまで射精を行なったのでした。
こうして、その夜2回目のセックスが終わった時、時刻は11時半頃になっていたものの、私の性欲は収まる事がなく物足らなさを覚えていたくらいで、まだ真由美と体を交えたいと思っていたのです。
2回目のセックスの前、真由美に「あと3回は出来るんちゃう…?」と言われた私ですが、それどころか、妻がその前に口にした「今夜は明日の朝までしよか…?」も十分に実行可能ではないか?と思えて、私は自分でも驚くほどに性欲が旺盛になっていて、まさに情欲の塊、性獣と化していたのでした。
それは私だけではなく真由美も同様で、結局、その夜の私たち二人は精も根も尽き果ててしまうまで6回もセックスしたのです。
時刻が翌日の未明になって3回目の交わりを行ない、4回目のセックスを終えた時にはお互いに体にかなりの疲労感を覚えていて、真由美はしんどそうな様子でふーふーと息を吐きながら、
「あなた、大丈夫…?」
と訊いて来て、妻と同じく荒い吐息をしていた私も
「ああ… 大丈夫だ… 君こそ大丈夫か…?」
と受け答えすると、真由美は
「しんどいけど、大丈夫みたい… あなた、まだ行ける…?」
と言ったのでした。
「もうちょっと頑張れるけど… 真由美、しんどかったら、もうやめにしてもいいんだぞ…」
私が妻の体を気遣ってそう言うと、真由美は
「あたしやったら、大丈夫… もうちょっとしたいわ…」
と答えたので、私は
「じゃあ、もうちょっとするか…」
と言って、私たち二人は“延長戦”に突入する事にしたのです。
休憩を挟んで5回目のセックスを行ない、その後、最後の交わり、6回目のセックスが終わった時には5時半頃になっていて、私も真由美も精力を使い果たし、ぐうの音も出ないほどのへとへとの状態になっていたのでした。
前日の夜から翌日の夜明けまで6回も体を交えた私と真由美で、こんな経験は若い頃以来、30年ぶりの事で、お互いに50代になってよくあそこまでセックスできたものだと思っています。
2回目の交わりの前、お互いに半ば冗談で言った事なのですが、私と真由美はまさにセックスが大好きで性欲が旺盛な男女、性獣夫婦なのかもしれません。
その日、私たち二人が目を覚ました時には時刻は午後1時頃になっていて、私も真由美もすぐには起き上がれず、お互いに30分位の間、ぐったりとしていたのです。
連休最後の日、6日だった為、私はその日のうちに地元に帰らなければならず、真由美も翌日の夕方からスナックの仕事があったのでした。
一晩で6回もセックスしてお互いに極度の疲労感を覚えていたので、夕方までそのままずっと体を休めていたかった私と真由美なのでしたが、翌日の事を考え重たい体を無理して起こしたのです。
お互いに全裸のままで二人でホットコーヒーをすすりタバコを吸いながら、疲労困憊の顔色をした真由美は
「ゆうべはちょっと頑張り過ぎたやろか…?」
と言って、私も
「一晩で6回もしたの、30年ぶりだよ… この年齢(とし)になってよく6回も出来たもんだなって思う…」
と答えたのでした。
「あなた、とても50代後半や思えへんくらい、すごかったわ… 若い頃とほとんど変わってへん… ほんま物凄い絶倫や… あたし、あんなに死んでまいそうなほど感じまくったの、30年ぶりやったわ… あなた、ほんまにすごい… 最高の旦那さんや…」
疲れ果てた顔に笑みを浮かべて真由美はそう言って、私も全身に大きな疲労感を覚えながら、
「君もほんとにすごかったよ… 性欲の旺盛さも、オメコの締め付けのキツさも、感じて乱れまくる時の表情と声も、イク時の叫び声とアクメ顔も、昔とほとんど変わってない… おれもあんなに物凄い快感を覚えたの30年ぶりだったよ… 真由美、本当に世界一素敵な女性だ… 最高に魅力的な妻だ…」
と言ったのです。
「ああ… なんや恥ずかしいわ… こないおばちゃんになってそない言われると、めっちゃ恥ずかしい気がして来る… そやけど… あなたにそない言うてもろて、あたし、めっちゃ嬉しい…」
真由美は白い頬をほんのりと赤らめて恥ずかしがりながらも、嬉しそうな目をして私を見つめてそう言って、私も妻の顔を見つめて
「おれも君に最高の旦那さんだって言われて、すごく嬉しいよ…」
と言った後、私たち二人はお互いに笑みを浮かべたのでした。
その後、私と真由美は入浴して温かいお湯に浸かって体の疲れを癒し、入浴を終えると、お互いにすぐに下着と衣服を身に着けたのです。
前夜からの6回のセックスで体力的に限界で、まだかなりの疲れが残っていた為、さすがにもう体を交える気にはなれなかった私と真由美なのでした。
夕刻になり、地元に帰る私を真由美が駅まで送ってくれる事になったのです。
「今度、いつ会えるやろか…?」
マンションを出る前、真由美は私にそう訊いて来て、私は
「出来たら、今月の末にまた来たいと思ってるよ…」
と答えたのでした。
「ひと月にいっぺんは会いたいわ… あたしら、離れてても、夫婦なんやから…」
そう言って私を見つめた真由美の目には少しばかり淋しさと名残惜しさが感じられて、私も愛する妻と離れ離れになりたくなく、本当はそのままずっと真由美と一緒にいたかったのです。
「おれもだ…」
私は真由美を見つめてそう答えると、堪らない気持ちになり、
「真由美ぃ…っ!」
と妻の名前を呼ぶや否や、思わず、両腕で真由美の体を抱き締めたのでした。
「あなたぁ…っ!」
真由美もすぐに私を呼んで、両腕で私の体に抱き付いて来たのです。
「おお… 真由美ぃ… ほんとはこのままずっと一緒にいたい… 真由美といつも一緒にいたい…」
私がそう言うと、真由美も
「ああ… あなたぁ… あたしもや… あたしもあなたとずっと一緒におりたい… 離れたないわ…」
と言って、私たち二人はお互いの両腕により一層の力を込めて、絶対に離さないと言わんばかりに強く抱き合ったのでした。
そして、私と真由美は唇を合わせ、激しく濃厚にキスしたのです。
しばしのキスを終えた後、真由美は私の顔を真剣な眼差しでじっと見つめて
「向こうに帰っても、あたしの事、忘れんといてや… 約束や… 絶対、また来てや…」
と言い、私も妻の顔を見つめて
「もちろんだ… 真由美もおれの事、忘れないでくれ…」
と言ったのでした。
「当たり前やん… 忘れるわけあらへん… あたしら、夫婦やない… 夫の事、忘れる妻がどこの世界にいんの…」
と真由美は言い、私が
「離れてても、おれたち二人は夫婦だ… 心はいつも一緒だ… 向こうに帰ったら、毎日、TELやメールで連絡するよ…」
と言うと、妻は
「絶対、連絡して… あたしもするし… 連絡して来ーへんかったら、許さへんからね…」
と言って、ニコッと笑顔を見せたのです。
「ああ… 約束するよ… 嘘吐いたら、針千本でも一万本でも飲むよ…」
私が冗談を交えてそう言うと、真由美は
「そんな… よう言うわ… 出来へん癖に… 嘘吐き…」
と笑いながら、言ったのでした。
真由美に釣られて私も笑い、なんだか夫婦漫才のやり取りのような感じになった私たち二人だったのです。
マンションを出て、私と真由美は駅へ向かって歩いて行ったのでしたが、その間、私たち二人はもはや人目を憚る事もなく、夫婦としてずっと手を繋いでいたのでした。
「しばらく会われへんね…」
歩きながら、真由美は視線を前方へ向けたままでポツンとそう言って、私は
「今月の末に来たいと思ってるけど、これから3週間近く会えないのか…」
と漠然とした口調で答えたのです。
「なんや3週間がえらい長(なご)う感じられるわ…」
そう言った真由美に対して私は
「そうだな…」
と同意したのでした。
少し間を置いた後、私が
「だけど、“30年”に比べたら、3週間なんてあっという間だろう…」
と言うと、真由美は
「そやね… 30年、離れてた事、思うと、3週間なんてどうって事、あらへんね…」
と言って、私の顔に視線を遣って笑みを浮かべたのです。
「毎日、連絡するし… その日、撮った写真や動画をメールやフェイスブックのメッセージで送ってもいい… なんなら、携帯で話しながら、お互いにオナニーするテレフォンセックスなんていいかも…?」
私が半分冗談、半分マジでそう言うと、真由美は
「何、言うてんの…っ! エッチ…ッ!」
と言って、ちょっと恥ずかしそうに苦笑いしながら、右手で私の胸を軽く小突いたのでした。
「ごめんごめん…」
笑いながら、私が謝ると、真由美はニコッと嬉しそうな笑顔を見せたのです。
「今度、来た時はスマフォであたしらのセックスシーン、撮ろ…」
私がテレフォンセックスを提案した時には恥ずかしがったにも関わらず、真由美は堂々とそう言ったのでした。
「そうだな… 撮影して動画サイトに投稿しようか…?」
冗談で私がそう言うと、真由美は
「あかんわ、そんなん… 恥ずかしいわ… あたしらのセックス、他人(ひと)に見られたないわ…」
と笑いながら、言った後、
「あなた、そんなん、観てんの…?」
と私の顔を覗き込むようにして、含み笑いを浮かべて訊いて来たのです。
「ああ… 時々、観てるよ…」
私が包み隠さずに答えると、
「一緒やね… あたしもたまに観てるわ…」
と言った真由美なのでした。
「あたしらの裸の写真、誰かに見せたら、あかんよ…」
真由美にそう言われて、私が
「もちろんだ… おれたち二人だけの大切な結婚記念の写真なんだから… 誰にも見せないよ…」
と言うと、妻は更に
「どっかのエロサイトにでも投稿したら、許さへんからね…」
と言って笑ったのです。
「おいおい… そんな事、するか… ほんとに怖い奥様だな…」
私が笑いながら、そう言うと、真由美は
「時には夫に対して厳しい事、言うのも妻の役目やから… そやろ…? 旦那様…」
と答え、お互いの顔を見つめて笑い合った私たち二人なのでした。
私と真由美はこれからしばらく会えなくなるというのに、いつの間にか和気藹々とした楽しい気持ちで歩いていたのです。
「じゃあ、またな…」
「元気でね…」
駅に到着して、改札口の前で言葉を交わして別れた私と真由美なのでした。
改札口を通って、到着した電車に乗り込んだ私は電車の扉が閉まると、名残惜しい気持ちでまだ真由美が立っている改札口の向こう側へ目を遣り手を振ったのです。
私に応えて真由美も手を振り、やがて電車が発車して妻の姿は私の視界から消えたのでした。
電車の中で真由美と二人で過ごした3日間の事が次々と思い出されて来て、夢でも見ているような気がしていた私だったのです。
2日前にはまったく夢想だにしてなかった真由美との30年ぶりの再会…
そして、二人だけの結婚式、新婚初夜、夫婦の契り、夫婦としての性生活…
僅か3日間で9回も、特に前日の夜からその日の夜明けまでは6回も体を交えて、激しく濃厚なセックスで愛し合った私と真由美…
私にとって真由美と過ごしたGWの3日間は58年間の人生の中で、最も充実した幸福感に満ち溢れた時間なのでした。
これまで生きて来て本当に良かった…と心底、そう思って、これから先の人生における新たな希望を見出した私だったのです。
続く。
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