毎週日曜のマラソン。俺はこの日が一週間の中でも最も楽しみなイベントだった。ナディアを性的な目で見る事というヨコシマな要素もあったが、意外にも早朝マラソンは心地よく、飯もうまく食べれるし、夜もぐっすり眠れる事に気が付いたのだった。
俺も一緒に早朝マラソンをする。と約束してから初めて1か月くらい経過した頃だった。いつもマラソン終わりにはスタート地点の公園でジュース飲みながらベンチに座って会話するというのが定番の流れになっていた。
ベンチでは、高校卒業後の進路。とか、将来の夢。とか、是非、取りたい資格など、広範囲にわたって話をしていた。と同時に、恋愛的な話も入っていた。しかし、この話は俺たちの恋愛話ではなく、誰誰とだれそれが付き合ってるらしい。というただの噂話程度のものだったが。
そんな中で、俺はナディアに聞いてみた。「ナディアは彼氏とか作らないの?」と。ある意味、このセリフは当時のセンスというか、精神年齢というか、やっぱ所詮は高校生っぽい言い回しだなwって今では思う。
するとナディアは「作りたいんだけどね。家が厳しいからさ・・」と悲観的な感じで答えてきたのだった。その時、「家、そんな厳しいんか?」と聞くと、「うん。多分、こうしてアースとマラソンしている段階で、やめろ。って言われると思う」というのだった。
俺は「なぜ?」と聞くと、その時になって初めてナディアが「ウチがキリスト教でさ・・。お父さんが結構真面目な信者なのよね。お母さんもだけど・・」というのである。日本生まれ、日本育ち、そして高校生の俺にとっては、宗教の戒律的なもので彼氏が作れない。等という理由が、まったく理解もできなかったし、共感すらもできなかった。
だからこそ。というのか、俺は「そんなの絶対間違ってるよ!」と、何を根拠にそう言っているのか、逆に勢いがついてしまい、そのままの流れで「なぁ、、俺と付き合おうよ。付き合うとか、宗教とか関係ないだろ」と、かなり強気の姿勢で相手を攻略しようとしている俺が居た。俺も若かったw
でもここら辺は、ナディアにとっても正直、嬉しかったんだと思う。やっぱ肌の色で引け目を感じている部分もあるように見えたし(と後で本人が言ってた)それが理由で、異性から告白される日が来るなんて思ってもみなかったらしい。
その時の問答では、
ナ「うれしいけど、付き合うのは無理・・・」→俺「なら付き合っているという事実を隠しておけばいいじゃん」
ナ「手つないだりするっていう事だよね?」→俺「それも無理っていうなら、俺は手をつながなくてもいい」
ナ「じゃ、何のために付き合うの?」→俺「好きだから。それ以外に理由はない」
ナ「・・・」→俺「だったらこうしよう。俺は手も触れないし、地元でナディアと二人っきりで会うという事もしなくていい。会うのは誰もいない日曜の朝だけでいい。じゃ!お試し期間っていうのはどう?とりあえず付き合っているという事にして、来週は彼氏彼女の関係でマラソンしよう。あとの事はあとで考えよう!!」
と、押しに押しまくったのだった。
ナ「うーん、、そんなものなのかなぁ・・。わかった。じゃお試し期間という事で付き合ってみようかぁ・・?」→俺「うん!そうしよう!!!!!」
となった。
この頃の男女にとって、「付き合っている」というステータスは意外と大きいものなのかもしれない。所詮はただの肩書にしか過ぎないんだけど。俺たちは自然と、その日からお試し期間であれ、彼氏彼女の関係になり、一気にその日からメール等で連絡を往復させる事が多くなった。
そして夜寝るのも忘れて、メールの往復をさせていると、もともと小さかった愛情の種がどんどんと膨らんできて、最初はお試し期間での付き合いだったのが、ただ日曜の朝だけ会うという事実は変わらなかったけど、心の距離はもう完全な彼氏彼女の関係になっていた。
今思えば恥ずかしいが、寝る前に「愛してる♪ ちゅ♪」等とメールを送り、「うん♪あたしも♪ ちゅ♪」とか返事がきて、(なんてかわいい子なんだ><;;;;)と有頂天になりながら、布団の中でひとり暴れていたものだw あの頃が懐かしいw
そして彼女の戒律という壁に俺という存在はどんどんと侵食していっていた。俺は(もう許されるだろう・・)とマラソンの終わりとかに手をつないだら、ナディアもそっと手を握り返してくれたりもした。
もうこの関係になると、初キスは早かった。
ナディアも本当はこんな事をするために、親に朝「マラソン行ってくる」といって来ている訳ではないと思う。だが、それを超えるドラマが俺たちのマラソンの中に入っていたのだった。
朝の人気のない公園のベンチ。そこに俺たちは隣りあわせで座り、何度もキスを往復させていた。最初の頃は、「またね・・♪ チュ♪」程度の別れのキスくらいだったのが、少しずつ、唇が接地している時間も長くなり、若さと興奮も余って、舌を絡め始めたりもしていた。
マラソンが終わり、汗ばんだ二人が長い時間のキスをしていると、体はどうしても火照ってくるのが確認できた。俺は「ンン・・・ッ・・・」等と、キスをしながら感じ始めているナディアの胸を触りたい。。っていう欲望と戦いながら、また(今、彼女に触れてしまえば、すべてが壊れてしまうかもしれない)という恐怖にも挟まれながら、とにかく許されたキスだけを続けていた。
俺は俺自身だけでなく、ナディアも興奮しているのは彼女の腰の動きや、膝を震わせる動きで分かっていたので、そこはもう正直に、「ずっとキスばかりしてたら、エロイ気分なってくるよなww」とストレートに表現してみた。ナディアも「うん・・w ちょっとね・・♪」と答えてくれた。
俺は正直に聞いてみた。「ナディアのとこの宗教っていうのは、戒律的なもので男となにかするのが禁止されているんか?」と聞いた。するとナディアは「そんな戒律的なものはないと思うけど、タブーっていうのかな・・」と答えた。
俺は「タブー?」と聞くと、「うん。私の知る限りなんだけど、そんな戒律はないはずなんだよね。でも、結婚する前にHとかしたら、なにかとよろしくないらしい」というのである。
俺は「要は、処女じゃなくなるのがダメだということ?」というと「うん。」と答えてきたのだった。
俺は「じゃ、最後まで入れなければokということ?」と普通に真顔で聞いてみた。するとナディアは「いあww そういう問題じゃないとおもうけどwww」というので、「これ、マジで言ってるよ俺。だって、もうキスしているじゃん。俺たち。この先まで進むことに今更なにがあるの?どうしても最後までできない。っていうなら俺はやらないけど、俺はもっとナディアを抱きしめたりしたいよ」と言ったのだった。
ナディアは沈黙していた。
俺はさらに「じゃ、こういうこと?なんか流れに任されてキスまではしてしまったけど、やっぱ俺には指一本触れさせない。みたいな感じ?」と聞いた。するとナディアは「そうじゃない・・」と悲しそうに言った。
俺は間髪入れず「向こう行こうか。ここ公園だし、今はたまたま人いないけど、もしかしたら散歩とか鳩の餌やりとかの人くるかもしれないから」と俺たちは歩いて場所をかえた。
そして4方をブロック塀に囲まれて、トラック等が駐車している外から見れば死角だらけの駐車場の中へと入っていったのだった。そして俺達はトラック荷台の影と、ブロック塀の隙間に入ると、その時こそ、堂々と俺はナディアを抱きしめ、そしてキスをしたのだった。
ナディアは一瞬(あ!!)みたいな動作をしたが、すぐにその細やかな抵抗もむなしく、俺の怒涛の抱擁の波に打ち消されてしまい、すぐに唇を奪われてしまった。
俺は強くナディアを抱きしめ、キスをした。自分の股間がムクムクと勃起し、ジャージにテントを張っていたが、もうお構いなしだった。俺はジャージの上から抱きしめた左手をいったんは下にすべらせ、ナディアの腰の位置に下げ、今度はその手をそのままジャージの中に滑らせた。
ジャージのシャカシャカした感触とは違い、ナディアの引き締まった背中と、綿であろうか、ザラザラしたインナーの感触が俺の手に伝わってきた。俺はそのままツーと手で今度は背中を上にさするように滑らせていき、今度は前にある胸の位置にくるように手をナディアの体にそって移動させた。長々かいたけど、要はナディアから見て右胸を俺の手が衣服の上から触ったんだな。
ナディアは(あ・・!?)って感じで、胸をさわる俺の手首をつかんできた。でも遅かった。俺の手はナディアのスポブラとインナーの上から、全体をもみほぐすようにもんでおり、俺は(触ってみれば、意外と大きいぞ・・・)なんて思っていた。
ナディアも流れが流れだったので、胸くらいはいいか・・と思ってくれたのかもしれない。俺達はしばらくの間、キスをしながら胸をもむという動作を続けていた。俺は意外と冷静だった。男の本能として、胸を攻略すれば、今度攻めたいのは下になるのは当然の事。
どこまで出来るかわからないが、胸をもんでいた手をまた背中へと滑らせ、今度はまた下へとおろしていった。そしてジャージの下のやや強いゴムの位置に指が触れた時、俺は意を決し、その指をジャージの中に滑り込ませたのだった。
ナディアは怖くなったのだろうか、激しいキスはやみ、どちらかというと、俺にどこまで触らせるのか?また、どこまで俺は触ってくるつもりなのか、そんな恐怖すら与えていそうな感じだった。抱き合っていたというより、俺にしがみついていた。という表現のほうがふさわしい。
一方、俺の左手はジャージの下の中に手を入れる事に成功すると、そのまま尻のほうへと手のひらを滑らせた。Tバックの生地の感触が、俺の手のひらを伝わってきた。これは俺自身にとっても初めて触る女の尻である。いくらTバックという下着の上からといえど、俺にとっては興奮の絶頂ともなる体験だった。
俺は引き締まった尻をなでるように触っていた。中指はTバックの生地に沿わせ、手の平の全体では右尻と左尻を交互に触れるような感じになり、、、そして俺はその手を前に滑らせた。
ナディアは完全に怯えていた。ところどころプルプルと震えているのが伝わってきた。そして前に滑らせた手の中指が、ナディアの割れ目にフィットした時、俺の中指は異常にナディアの割れ目全体が湿っている事に気が付いた。
正直な感想でいえば、中指を割れ目にフィットさせ、指でスッとクリ位置をこすったら、パンツの生地の感触というよりかは、、「ヌルッ・・・」っていう感触が伝わってきた。変な言い方だけど、ナディアも興奮していて下着の表面にまで愛液を染み渡らせていた。。。という事だと思う。
俺はアダルトビデオで見ていた通り、クリの位置を中指で捜索するかのように上下にこすり続けていると、中指の腹に、一部コリっとした硬い部分があるのに気が付いた。俺は(ここだな・・・)と思い、その部分を重点的に指でこすり続けると、いきなりナディアは「ハアアッ・・・・!!!!」と吐息を吐きながら、一瞬にして髪の毛を逆立てたのだった。
まったく無駄なぜい肉のない、硬くも柔らかい処女のアソコ。俺は興奮しまくった。そして俺がそのままクリ位置を重点的にこすっていると、今度はナディアの方から激しいキスを求めてくるようになり、俺達はキスをしながら下半身では俺の手がナディアのジャージの中に突っ込んでいるような感じになった。触っている俺の指は、もうまるで直接さわっているんじゃないか?って錯覚するくらい、ナディアの一部はヌルヌルとしていた。
俺は(よし。そろそろ直接・・!!)と少し手を引いて、今度はTバックの中に指を入れようとしたとき。。。「ここまでにして><!」とガバッと俺から引き下がられたのだった。
俺はその突然の抵抗に焦り、、「う・・・うん・・・」となった。
それからしばらくナディアは地面の一点だけを見て考え込んでいた。きっと後悔しているんじゃないか。。。って俺は思った。そして ごめん やっぱり別れよう。とか言われるんじゃないかって覚悟した。
するとナディアは「なんかね・・この駐車場っていうとこがイヤ>< 落ち着かないもん・・w」と言ってくれた。俺はその言葉に安心し、「そ、、そうか^^; そうだなww 今日は、帰ろうかw もう11時だしw」となった。
俺はそれから家に帰ったのだが、まだ手に残るナディアの胸や下半身の感触が忘れられないでいた。そしてその日は自慰する事により自分を落ち着かせ、、そして何事もなかったかのようにナディアにメールをした。するとナディアも何事もなかったかのような返事がきたのだった。
一瞬、ヤバイと思ったけど、、ま・・これはこれでよかった・・。と安心しながら、その日の疲れで長い昼寝をする俺だった。
※元投稿はこちら >>