ユウコさんと再会した夢の中で…
短いような長いような…そんな刹那的でしたけれど、濃密な時間を過ごすことができたのは、私にとってとても幸せな事でした。
あの頃住んでいたユウコさんのマンション…
今もそのままで、部屋の中は飾り気のない、生活に必要なものだけの、至ってシンプルな空間。
風に揺れてる白いカーテン、ダークグレーの肌触りの良い柔らかな羽毛布団のセミダブルのベッド。そして…ある画家によって描かれた、ユウコさんの裸婦油絵が寝室の壁際に存在感をもって飾られていました。
その油絵に…恍惚と魅入っている私の背後から、ユウコさんの細い指がスウッと伸びてきて、小さな私の身体をギュッと抱き締めてくれたのです。
今までも何度か抱き締められた時に、「もしこの人が男の人だったら、私はどうしたんだろう…」と複雑な思いに耽ることがありました。
でも今は、ただユウコさんの温もりが嬉しくて、愛おしくて。彼女の甘い良い香りに包まれて、柔らかな唇が互いに重なり合うと、身も心も蕩けて、余計な雑念はいつの間にか消えていました。
ベッドの中で身体を重ねて…
ユウコさんに私の身体を見下ろされて、恥ずかしくて身を捩る私に、舌を絡めて何度も優しいキスをしてくれて…。耳元で「可愛いね…」と囁かれる度に、胸がキュンとして、身体が跳ねてしまうのです。
下から見るユウコさんの身体がとても綺麗で、いやらしくて…そのシルクみたいな柔らかな肌が、手に吸い付く様に馴染んで、気持ち良くて…私の手は彼女の身体中を弄っていました。
ユウコさんの形の綺麗な胸…クロッキーで描いたあの胸に私の手が触れる…色素の薄いピンク色の乳首に指先が触れ、彼女の喘ぎ声を初めて聞きました。
もう欲情して淫らな…ただの女になって、彼女の身体を貪っていました。ユウコさんに導かれるまま、アソコを擦り合わせただけで、今まで感じた事のない快感に深く落ちていく…。息を荒らげて、全身を紅潮させている…そんな私の髪を撫でながら、「大好きよ…」と私の名前を呼ぶユウコさんの声が、いつまでも私の耳にコダマして離れませんでした。
そして、夢から覚めた後の今も…その生々しい感触がいつまでも身体に残っているようで、ユウコさんが恋しくて度々思い出しています。
私の密かな願望を叶えてくれて…いまとても幸福です。
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