4回目からはメールで連絡を取り合い、店を通さずに会いました。紗季はなぜ自分のことをこんなに考えてくれるのだろう、頼って良いのだろうか、と半年程は葛藤があったようで、時折口にもしていました。ほかにも沢山同じような女の子がいるとも思っていたようです。
僕の方はといえば、本当に妹のように思い、いろいろ思うことを話していました。こんな子が他にも沢山いたらとてもできないと冗談交じりに伝えました。
いつだったか覚えていませんが、兄妹の契(というほど大げさではないですが)を結び、紗季はいつもお兄ちゃんと呼ぶようになりました。紗希には本当の兄も居るのですが、不仲でそれも悩みだったようです。
時には父親の幻影として、いつもは気軽なお兄ちゃんとして、紗希はびっくりするほど甘えたり頼ったりして来ました。
体の関係は相変わらず継続していました。驚くほど相性が良かったのだと思います。2年もエッチなしの彼氏と付き合っていたこともあり、徐々に女性として成長していく姿に感動すら覚えたほどです。体の関係があっても、お互い兄妹として振る舞い、一定のラインを超えた感情は共に封じていたと思います。
詳細を書くと大変な量となるため割愛しますが、会った頃付き合っていた彼氏とは別れ、デリヘルの仕事もすぐに辞めました。進学に向けて勉強に専念し、週に1回程度僕と会った時に経過報告や悩み事の相談をすることが続きました。
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