エッチが終わってからも彼は私を抱きしめてくれました。2人でシャワーを浴び、身体を綺麗にした後、ベッドに潜り、彼に抱きしめられながら眠りにつきました。
目を覚ました時は、深夜1時頃でしたので身支度をしてホテルを出ました。私はタクシーに乗って自宅に戻りました。
彼からはSNSのメッセージで、色々と私を喜ばせてくれるような言葉が綴れていました。私はそれを見て一人で喜びに打ちひしがれていました。
翌朝、お店に向かうと彼が店の前で立っていました。彼はお酒を飲んでいたこともあり、車で家に帰ることはせずに、車の中で寝ていたと言っていました。
その日、私がお仕事中に彼は関西にある自宅に戻られました。それを知ったのは、仕事上がりに見たSNSのメッセージからでした。
彼が私に猛アタックして来ていたのですが、いつのまにか私の方が彼にどっぷり浸かっていました。彼からのメッセージが来ないと寂しくなり、いつからか私から彼にメッセージを送るようになりました。
あの日から彼は頻繁に私のお店にくるようになりました。この人なら信用してもいいかな?と思うようになり、ついに私は彼の告白を聞いた時、うんと首を縦に振っていました。
こんなにも幸せを感じることはありませんでした。日を追うごとに彼に対する愛情が強くなっていきました。もう、彼なしの生活は考えられない…そんな風に思うようになってきました。
娘からも「お母さん、最近明るくなって来たね。もしかして、彼氏ができたの?」なんて言われるようになりました。娘はさすが同性だけあって、敏感に感じ取ったようでした。
娘とも彼のことについて話をするようになりました。息子は小さかったので、それほど意識はなかったかと思います。
そのうち、私は彼を自宅に呼ぶようになりました。彼も娘や息子を自分の子のように接してくれました。
「お母さん、あの人なら一緒になってもいいんじゃない?」
娘の一言で私は決心がつきました。
私は彼と一緒になろう…
ここから、彼と私と子どもたちの生活が始まりました。
タイトルにも書きましたが、思い出の一ヶ月はこの期間のことを書いています。
彼との生活は本当に幸せを感じていました。ただ、一つ疑問が生じました。彼は一体何のお仕事をされているのか?頻繁に私の家に来るようになって、働いている様子が感じられなくなりました。今までそのことについては触れてきませんでしたが、一緒になるのでしたら、そのことも聞いておかなければならないと思い、直接彼に聞くことにしました。
すると、彼は会社経営者のようで、彼がいなくても仕事が成り立っているということでした。私は彼の言ったことを間に受けていました。
それが、今後思わぬ展開になるとは…
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