私は先ほどの流れで、少しTさんと距離をあけていたので、自然とMさんだけと話す状況になっていました。
Mさんは鹿児島出身で、まだ、19歳で卒業前のインターン生だったことも分かりました。
こちらもお酒が話が盛り上がりと、Mさんと肘が、くっつくくらいの距離になりました。
正面のUさんはYさんと仕事の話で二人の世界で、
Tさんは黙って、焼肉を少しづつ食べているので
Mさんとは微妙な距離のままでしたが、
それ以上は話も進まず、やはり仕事の延長の飲み会でした。
1時間くらいたった頃、Uさんが「そろそろ二次会に行くよ」と言い出し、焼肉店を出ることになりました。
Mさんは、「明日も仕事があるから、帰りたい」と小さい声で言いましたが、
Uさんはまったく聞こえてなかったようで、Mさんの腕を掴んで「今日の主役は私が、連れて行くから、博多くんは他の子をお願いね」と言って、
タクシーに乗り込むと「六本○のカラオケで待ってるね」と窓から顔をだし、大きい声で言いつつ、タクシーでMさんと消えしまいました。
残された2人の薬剤師さんは「私達は明日も仕事だから、失礼しま~す。」
「明日になったら、Uさんは忘れるからね 笑」とそれぞれ、タクシーで帰って行きました。
私もタクシーで帰ろうとした時、先ほどの焼肉店から、店員さんが駆け足で私のところにやって来て
「テーブルの下に置いたままでしたよ」と女性モノのハンカチとサイフを渡されました。
みんながタクシーに乗ったから、サイフがないと大変と、そのサイフかを確認することにしました。
サイフを開けてみると、たくさんの現金といっぱいのカードがあり、
3枚のカードをサイフから出して、名前を確認すると
キラキラしたゴールドカードにUさんの名前がありました。
「やっぱり、Uさんのサイフかー」と納得しつつ、取り出したカードをサイフに戻そうとした時
見覚えのあるカードがありました。
【銀色に「鍵」】と書いてありました。
当時、○洲にあったハプニングカフェのメンバーカード(私のプロフィール写真にしているカードと一緒)でした。
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