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オナニーのやり過ぎで学力が低下したという話を聞いた時は、正直Yちゃんは大丈夫なのかなと心配した。しかし、元はといえば、俺がお医者さんごっこをしてしまったがために、父親とも微妙になり更にオナニー依存症手前まで追い込んでしまったのだ。いくらその当時の俺が知らなかったとはいえ、あまりに無責任だとYちゃんに話し何度も謝った。
Yちゃんは特に誰が悪いとかそういうことは気にしていなく、性欲が溜まればきっちりオナニーして処理する自己管理ができてるよと冗談混じりに話してくれた。
でも、とYちゃんは言葉がつまり、何か話したげな表情をしていた。どうかしたの?と聞くと、やっぱりお医者さんごっこしたいなと言った。俺は良くないと言った。自分が今ここでそんなことをしたら、またYちゃんは負の連鎖に落ちてしまうんじゃないかということと、Yちゃんの自己管理できているという冗談まじりの話だったけど、本当は今でもオナニー依存症なんじゃないかということを話した。
それはYちゃんも考えていたことだった。そして、普段は自己管理出来ているらしいのだが、健康診断やら検査系の事柄に非常に身体が反応してしまうと話し、俺がYちゃんの家に行ったその日は、丁度健康診断があった週であったらしい。
昔はともかく、今そんなことをしたら余計にまずいのではないかと考えた。しかし、俺もバカでどストライクに成長していたYちゃんにすでに好意を寄せてしまっていた。だから、自分でも失望したけれど、もしかして彼氏にも頼んでたりするの?と聞いてしまった。
するとYちゃんは確かに彼氏はいるけど、まだそういうことをしたこともないときっぱり否定した。そして、もしお医者さんごっこするなら、俺としかしないとも言った。話は作れるし嘘もつけるけど、Yちゃんが望むならという今から思えばとてもゲスな理由でお医者さんごっこをすることを約束してしまった。
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