【本文続き】
話をするうちに気まずい雰囲気になるけれど、思いのほか突っ込んでくるYちゃんに俺も食い気味に話しをしてしまった。だからか、そういう雰囲気になり始めると暗黙の了解であるはずのお医者さんごっこの話しも、つい口が滑って話してしまった。
Yちゃんは困惑気味な顔つきになってた。そのあと、久しぶりにする?と提案してきた。突然のことに俺は言葉がでなかった。
Yちゃんと最後にお医者さんごっこをした時、少し引き気味というか、下腹部は触ってほしくないと俺の手を制止していたことを思い出していた。当時はエロいことだと認識できていなかった俺だが、今から思えばあの時Yちゃんはそういう踏み込んではいけないことだと理解していたのではないかと感じた。
俺は意を決して聞いてみることにした。Yちゃんってあの時エッチなことしてるって意識あった?みたいなニュアンスだったと思う。するとYちゃんは顔を赤くして、話してくれた。
Yちゃんは、やっぱりあの時すでにエッチなことをしていると気付いていたこと。少し罪悪感に駆られた。何がとまでは詳しく表現できないけれど、ごめんと謝った。しかしYちゃんはそこまで嫌なことをされていたと思っていなかったらしい。むしろ、身体に伝わる快楽みたいなものを感じ、うちに遊びに来るのが楽しみでもあったという。
Yちゃんはおもむろにタンスから一つの箱を取り出して俺に見せてくれた。やけにタンス奥にあったから何かと思ったが、中身は大人の玩具がいくつも入っていた。これには俺も驚き、どうしたのと聞けば、高校からバイトをしては、ネット販売を使って玩具を集め始めたのだという。
うちに来なくなりお医者さんごっこをしなくなったため、Yちゃんは自分で胸や乳首、陰部を触り始め快楽を求め始めたのだという。俺はそれってオナニーってこと?と直で聞いた。まずかったかなと思うと、明らかに顔を赤くするYちゃんがいた。さらにYちゃんは初めてオナニーした時の話、その時お医者さんごっこを妄想して気持ちよくなっていった話、色々話してくれた。中学の頃はあまりにオナニーにのめり込むあまりに、学力が低下したこともあり、その頃からYちゃんの父親は勉強に干渉し始めたのだという。しかし、逆にオナニーに拍車をかけたことも事実で、より快感を求めるためにバイトをして金を集め玩具を買い始めたと話してくれた。
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