万事窮す、とはこのことでしょうか。
かくなる上は最後の手段、逆ギレしかありません。
「そ、そんなこと誰も信じるわけないよ!あたし帰る!」
立ち上がろうとする私を制しながら
「・・最後にこれ見てから帰った方がいいと思うけど。」
「?」
立ち上がった☆△君が壁際にある棚から何かを取り出しました。
(・・・まさかカメラ?)
それは今のようにディスク内蔵式ではなく、磁気媒体に記録するタイプのハンディカメラだったのです。
配線をテレビに繋ぎ、慣れた手付きでカメラを操作すると画面には体操服姿の私と、まだ服を着た☆△君が写り始めました。
体操服の名札には『○◆』と私の苗字がハッキリ見て取れますし、何よりも絶妙なアングルで全裸になった☆△君の横に座り込んで、男性器に手を触れている私の顔が写っていたのです。
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