個室は少し屋根部分が開いていて、中の音が少し聞こえてくる。ダンスのステージなど音量が大きいときは、若干喘ぎや話声が漏れ聞こえてくる作りだった。彼女の声を聴こうと耳を澄ますも、望ましい音は聞こえてこない。俺の前の客がそれなり時間をかけて楽しんでいる間、ステージを見て待ち遠しさを誤魔化していたが、ようやく自分の順番が回ってくると、何となく緊張もする。
個室に入ると、若干上気した彼女がいた。前の客が、俺にはできないたっぷり時間をかけて楽しんだ結果なのだと思うと、少し嫉妬心の様な感情が自分の中に見栄隠れする。別に自分の女でもないのに。
彼女は上気したまま、でも少しだけ嬉しそうな表情でこちらを見た。次の出番前には戻らないといけないのであまり時間の余裕はない。急いで服を下半身だけ脱ぎ、狭い中の煎餅布団に仰向けになると、彼女がウェットティッシュで竿とその周辺を浄め、ウェットの真ん中に切れ目を作って、竿を通す。
いつもならここで新しいウェットを準備してスキンを被せ、ウェットで拭いてしゃぶり、準備できたら行為に入るのだが、彼女は俺に顔を近付けると、チュッとキスをした。俺はお返しにじっと彼女を見つめて彼女に近づくと、わりと気合いの入ったキスをしてきた。キスをしながら身体をまさぐり、音の出ないように乳を舐めたり乳首を吸ったりする。そのまま彼女の股に潜り、しばらく無毛の局所を吸い舐めた後、彼女がスキンを被せて拭い、数分くわえた後、跨がってくる。
腰を前後に遣うので、なかなか気持ちいいが焦り始めた様子がわかる。ながれている曲が時計替わりだ。
美しい腰から尻を眺めたかったが、あまり得意でないこともあり、バックは諦めて彼女の上で一心不乱に腰をふった。
『いっぱいね』とスキンを外された後は、自分で始末をして手伝い、彼女と一緒に個室を出た。彼女は楽屋へ、俺は客席へ。その後彼女の出番が終わるのに合わせて席を立ち、手をふって小屋を後にした。
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