夕食は仕出しの物を頼んでちょっとした宴会に、年寄はすぐ寝てしまい、姉親子は居間でくつろいでる中、里美はそうだそろそろ蛍飛んでるけど見に行く?と尋ねた
しかし姉親子は虫が苦手でいかなーいとつれなく返事、自分は行く行くと里美と連れ立って夜の田舎道へと出かけていった
ホタルが飛ぶ場所は車で少し離れたところ
きっといかないって言うと思ってたけど一応聞いたのwと里美、以前に何度か誘ってるが来なかったそうだ
15分程走った先で車を停め歩くと蛍が舞っていた
蛍なんていつぶりかなぁ?20年前くらいにわざわざ見に行ったことあるわ
「ここならいつでも見られるのに」
そうなんだなぁ
「誰と行ったの?奥さん?」
いや1人で
「さみしい男ーw」
うるせぇw
「なんかいいなー昔に戻った気分、昼も楽しかったけど2人でもっと話したかったの」
家でもいいじゃん
「人に聞かれたら恥ずかしいこともあるでしょ?ここならどうせ誰もいないからw」
あー…大人な話?w
「そういう話もあるかも?w」
…これを聞いてちょっとムズムズした
しかしいくら田舎とはいえ蛍は珍しく、それなりに人もいるので大人な話はなく他愛なく話をして、30分程して車へ戻った
すぐには発車せず車内で話をしていると
「離婚したって言ったでしょ?もう10年かな?ヤスくんは上手くいってるの?」
まぁ普通かな?年齢差があるから嫁さんはちょっと満足してないかもだけどw
「いくつ違うの?」
9歳
「ヤバ!ロリコン!w」
いやまて、嫁さんもう42だからw
「でもヤスくん成人した時は5年生でしょ?ロリコンだよw」
「男は若い女がいいのかなぁ?うちも旦那が若いの捕まえて出て行っちゃったw」
そうなのかぁ…里美くらいいい女なら別れてからいくらでも話はあったろ?
「こんな田舎じゃ40過ぎの出戻り相手にしてくれる男いないよーw それにもう50歳、おばあちゃんw」
おばあちゃんはないだろ?女盛りにもったいないなぁ…と普通に感想が出た
「なに?ヤスくん相手してくれる?w」
いやはとこ同士では流石に不味いだろw
「そうだよねーw」
そらそうよ
と言いつつも、でも結婚はできるんだよねーなんて思った、里美も同じ事を思ったらしい
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