着いてみると、営んでいたはずの酒屋は閉めたようでなくなっており、確か建物はこれだったはずと姉に聞いてみると合っていて、今は店舗を貸しているらしい
生活は自分が小学3年くらいの時に建てた家は健在でそこで過ごしているようだった
家まで来ると当時すごく立派な家だなぁと思った家も、だいぶ古ぼけていた
本家のおじさんは、すっかりおじさんになっちまってと笑って出迎えてくれ、その傍らに自分と同世代と思われる細身の女性が立っていた
まさかおじさん!…と思っていると「ヤスくん!おじさんだ!w」と、同じことを言って笑っている
姉から里美だよと聞かされて、あー!里美か!里美もおばさんになってと笑い返してやった
里美は自分の1つ下だったはずなので50歳、話を聞くと離婚して出戻っておじさんの世話をしているようだった
よく夏や冬の休みには本家に来ていて、よく遊ぶ仲だった、ディズニーランドができてすぐの冬に、ミッキーの耳のついた帽子を自慢しに持っていったら、くれくれというのであげて帰ってきたの事もあったなぁ
しばらく歓談していると、ヤスくんは久しぶりだからそこら案内してくるねと里見は自分を連れ出した
変わった街の様子や、昔遊んだ場所あちこち歩いてちょっとお茶してすぐ夕方になった
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