驚きの告白の後、また彼女は飲み始めました。私もそれに付き合うように飲み、結構な量のお酒を飲みました。
時計を見ると結構な時間が経っていてそろそろ帰ろうかと声をかけると、一人暮らしだから遅くなっても構わないのでもう少し飲みたいと言うのです。
女将さんにまだいいか尋ねると、他に客も居ないので気にしなくても良いとの返事。
私は仕方なくI川さんの酒に付き合うことにしました。
それにしてもまぁ飲むわ飲むわ、本当に酒が強いんだなと驚きでした。
私もそれなりに飲みますが、I川さんは飲んでも酔ったような感じにならないのです。ザルと言う表現がぴったりだと思いました。
何だかんだで、2人で2升5合位は飲んだでしょうか。そろそろ私の肝臓が悲鳴を上げ始めました。ダメだ、帰ろう!と
I川さんがお手洗いに行っている間に会計を済ませ、女将さんが「それにしても2人共よく飲んだわねぇ」と驚いていました。
もう終電もないのでタクシーで帰ろうと思っていたのですが、I川さんは飲み足りないからもう少し付き合えと言うのです。
私は帰りたい一心でしたが、そのまま彼女を放っておく訳にもいかないので、もう少しだけ付き合うことにしました。
とは言え時間が時間なので、開いているお店はありません。そこでI川さんの部屋で飲み直すことになりました。
若い女性の一人暮らしの部屋に行くのはもちろん躊躇しましたが、どうしてもと言う事を聞かないので部屋まで送り届けたら帰るつもりでした。
途中のコンビニで酒などを買い、I川さんの部屋はタクシーで20分ほどでした。
キレイに片付いている部屋に入ると暖房を点け、コンビニで買った物を冷蔵庫にしまい、I川さんは奥で部屋着に着替えてきたので、私は帰ろうとすると
帰るなと。お願いだからもう少しだけ居て欲しいと言うのです。
(実はその時に私の良からぬ下心が芽生えたのでした。)
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