涙ぐみながら事の全てを話し終えて少し胸のつっかえが取れたのか、その後彼女に笑顔が戻ってきました。
ただ黙って聞いていただけの私は「色々と大変だったんだね」としか言えませんでした。
N課長の評判があまり良くない事や、何かやらかしてクビになった事は私も知っていましたが、まさかそんな事だったとは夢にも思わず
I川さんから聞いた時には本当に驚きでした。
ただそれと同時に、何故私にそんな辛い過去を言うのだろう?と疑問にも思えたのです。
なので率直にI川さんに何故それを私に言うのか聞いてみたら、今まで誰にも言う事が出来ず本当に辛かった。一人で居る時は苦しくて仕方なかった。
誰かに相談するにも内容が内容だけに誰にも言えず、気持ちが沈みがちになっていた。ただそんな時に事実上の左遷とは言え違う部署に行く事で
それまでとは違う環境で仕事が出来ることに喜びと希望を持った。他の人達はやる気が無かったりで信用できないけど、課長さん(私の事)なら
人間性が信用できると思い、迷惑かもしれないけどどうしても言いたかった、と。
まぁただ聞いていただけですが、それで彼女の気持ちが晴れるのであれば、それはそれで良かったのかな?とも思いました。
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