2学期が始まったある日の事でした。
浩二の家の方針で部活が終わったらバイトに行く事になって一緒に帰る事が少なくなっていました。
でも、浩二はバイトで貯めたお金で当時流行っていたウィルコムをあたしの分と買ってくれて
毎日夜電話で他愛のない話をしていました。
そんな事が続いて二年生になった私達。
この年の夏祭りは私は浴衣を着て浩二と一緒に行きました。
夏祭りの帰り道、花火しようと言う話になって
あたしと浩二の家の近所に有る公園で花火をする事になりました。
あたしは浴衣から私服に着替えて公園に行き
コンビニで買った花火を2人でしていると
あたし達と同じ年齢ぐらいの原付に乗った人達が公園に来ました。
普段陰キャな浩二と私は気まずくなって手を繋いで公園から帰ろうとしました。
この時、浩二の手は汗でびっしょりで
相当怖かったんだろうなー
と思いました。
その時そのヤンキーの1人が声を掛けてきました。
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