ほどなくして、声が聞こえてきました。『凄くなかった、てか、あーいう声だすんだ』『うるセー、自分だって情けない声で逝ったくせに』と罵りあいながら私達が湯上がり処に居るとは思っていなかったみたいで、4人共固まっていました。
私は『こんにちはと声を掛け、お陰様で楽しめました、ありがとう』とお礼をし、男子にウインクをして見送り、妻の浴衣に手を差し込みながらもうひとカップルを待っていました。嫌がる素振りも無く妻も負けじと、ひと仕事終えたブツを引っ張り出し咥え始めました。さすが百戦錬磨の妻、何の躊躇もせずにで
す。
その様子を上がってきた同世代の男性にお盛んですの~、私達も嫌いではないですが、『何時から食事ですか、よかったらご一緒しませんか、』と誘われてしまいました。断わる理由など無く喜んで相席をお願いいたしました。部屋番号を伝えると『では、手配して置きますでは、のちほど宜しくお願いします』
妻と顔を見合せると、『ストライクだね、今夜は楽しめるね』30分ほど部屋でごそごそし、食事処に向かうと、既にお二人さんは着席していました。
そしてあの若いカップルさんも4人で食事をしていました。
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