お昼、やはり少し忙しいらしく、
メールのやり取りのスピードは落ちる。
チャットでも、ある程度地域を絞ったメッセージで待機していたので、
私が大まかにどの辺りに居るかは知っているものの、
今までのお話しで比較的近いとしか教えてくれていなかったハナちゃん。
そしてメールのやり取りをしながら○○駅近くのお店で、
パスタランチしている事を教えると、
「14時くらいにまたヒマになる」とメールが。
そして、「ここ、そこから3駅」
「来て欲しいな」とまさかの展開。
午後は店長さんとか来るんじゃないの?
の問いに、今日は17時まで一人との事。
駅名を聞き、まずはその駅に着く。
こちらの服装など伝えて、メールする。
ハナちゃんは細かい場所などは一切明かさず、
「○○口を出て、出たら右側に進んで」
「△△に着いたらそのまままっすぐ次の信号まで」
みたいな感じで私を誘導。
途中写真屋さんが見える。
一応店内を軽く遠目で伺うが、店員さんは見えない。
信号もずっと向こうだしもっと先にあるのかな?
写真屋さんあるけど違う?のメールを送ると、
「うん、そこじゃなくてもう少し先」
騙されてる?怖い事にならなきゃいいな。
など不安も大きくなりながら、
結構先の信号に着き、信号着いたよ。
とメールを送ると、
「赤いスニーカーの人?」
ハナちゃんからメールで、伝えていない情報が来る。
やっぱりさっきのお店で陰から見てた?
それとも......まだ不安はある。
ヤラセの可能性もある。
怖い人がその辺りから出てくるかも......
でも、チャットやメールの信憑性は高い気が。
「実はさっき目の前通ったよ」とハナちゃん。
恐る恐るさっき通り過ぎた写真屋さんへ足を戻す。
今度はカウンターに女の子がいるのが見える。
恥ずかしそうな、不安なような、
ドキドキした表情の女の子。
「ハナちゃん......だよね?」「はい」
カウンター越しに軽くあいさつとお話し。
「そっち入ったりしていいかな?」の問いに、
「そうですね......」
ハナちゃんは、隣のドアを開け私を招き入れてくれた。
カウンターの下にしゃがむと外からは全然見えない。
下から椅子に座るハナちゃんを見上げる形のまま、
小声で話し始め、生脚をそーっと摩り始めると、
ビクッとなりギュッと脚を閉じる。
「こんな事して欲しかったんでしょ?」
膝を少し開きながら頷くハナちゃん。
長くなってすみません。
過去一ドキドキした体験なので、
出来るだけ思い出しながら書きたく、
続きはまたゆっくり書かせていただければと思います。
※元投稿はこちら >>