4さん ありがとうございます。
続きます。
その日、いつものようにMちゃんと走っていた。インカムでくだらない会話をしながら
お天気にも恵まれて実に快適だった。
目的地には思ったよりも早い時間に到着し、ホテルにチェックイン。
それぞれの部屋に入りシャワーで汚れを落としたら、付近の散歩と夕食を兼ねて出掛けた。
その時のMちゃんはちょうど二十歳の誕生日の後だったので、お酒もOKってコトで
ホテルで紹介してもらった郷土料理のお店へと足を向けた。
Mちゃん、初めての居酒屋でちょっとテンション高め。
「何を飲む?」お酒は全くの未経験のようです。
なので最初はビールか酎ハイかな。瓶ビールとレモンサワーを注文して、あとは店員さんにお勧めを聞き
その中から適当に2~3品注文する。
そして乾杯。酎ハイを一口。「美味しい~~」って、ホントかよ。
私はグラスのビールを飲む。Mちゃん、ビールも飲んでみたいそうなのでMちゃんのグラスに半分
ビールを注ぐ。今度は「苦~い!」酎ハイの方が良いらしい。
Mちゃんの飲める量が分からないし、何より初アルコールだからペースが上がらないように
気をつけながら飲む。とりあえずゆっくりと酎ハイを飲むが何ともないようなので安心した。
料理も美味しいし、Mちゃんの話はいつも私を楽しませてくれる。
瓶ビールを2本空けた後、私は日本酒を飲み始めた。
またMちゃん「ちょっと飲みたい」と私の日本酒を口にする。
すると「美味しい~~」と、ふた口目。
おいおい、マジかよ。大丈夫か?
どうやら日本酒をお気に召された様子。
で、酎ハイを止めてMちゃんも日本酒を飲み始める。
それからも私がMちゃんをセーブさせながらチビチビと日本酒を飲み、肴を食す。
ほんのりとMちゃんの顔が赤くなってきたので、そろそろかなとお勘定。
もちろん私が全額支払いましたよ。
お店を後にするもMちゃんの足取りはしっかりしている。どうやらお酒は強いみたいだな。
まぁ明日に残る事も無いだろうと安心して、まだ飲みたいと言うMちゃんをスルーして
無理矢理ホテルに戻った。
「おやすみなさい」と挨拶をしてそれぞれの部屋に戻ったのだが、30分位すると部屋のドアをノックする音。
どうせMちゃんだろうとドアを開けると、そこにはおめかししたMちゃんが立っていた。
さっきとは服やメイクが違うので少し驚いたのだが、そんな私の事はお構いなしにMちゃんが部屋に入って来た。
もう少しだけ飲みたいと、缶酎ハイと缶ビールを手にしている。
やれやれと思いながらMちゃんと飲み始めた。
また他愛も無い話をするのだが、Mちゃん、ミニスカに胸元が開き気味の洋服。
一応私も独身男性なので気になって仕方が無い。
意識してなのだろう、Mちゃんは頻繁に脚を組み替えている。その度にチラっとパンツが見え隠れして
完全に誘惑してるなと思うと少しおかしくなる。
でもそんな事までして私の気を引こうとしているMちゃんがいじらしい。
いつもなら理性がぐっと私の本能を抑えられるんだが、この時はアルコールのせいもあって私も少し
大胆になっていた。
「Mちゃん、まだ俺の事好き?」すると恥ずかしいのか下を向きコクリと頷く。
この時、私の理性は本能に負けた。
思わずMちゃんを引き寄せてぐっと抱きしめてしまった。
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