御主人様はその淫汁に汚れたところを、私の目の前でゆっくり舌を出して舐め、私は咄嗟にそんなことをしたらいけない!という焦りと恥ずかしさから取り返そうとしましたが、伸ばした腕を制されてその狂体を見せつけられていると、やがて舐められているのが私自身のような錯覚に陥り、目を細めて見つめ続けながらまたじっとりと脚の間が潤んでくるのを感じていました。こんな、してはいけないようなことをする御主人様もどうかしているし、それを見て興奮する私もどうかしています。
以前の私なら、履いてきた下着のクロッチのチェックをするようなデリカシーのない男なんて女を侮辱しているとしか思えない、と腹を立てていた筈なのに、2年も経たないうちに私ももう後戻りできないくらいの変態に堕ちてしまったということでしょう。
異様な光景と異常な興奮に遂に耐えきれなくなり御主人様に自分から欲しい、おチンポくださいと許しを請い、だらしなく蕩けた顔のまま固く逞しい御主人様のものに跨がって、まだ指の愛撫すら貰わないのに発情して滑っていた膣内に深く迎え入れました。途端にそれまで抑えていたものの箍が外れたように乱れ、激しく腰をグラインドさせて奥の子宮口を突き、クリトリスと接合部を彼の体に押し付け、そこから得られる限りの快感を貪ろうとしていました。もう自分がどんな下品な顔をしているのか、それを彼がどんな風に見ているのかもわからなくなって、舌を伸ばしキスしながら御主人様逝きたい、逝かせてくださいと僅かに残る理性で声を振り絞りました。逝くのは許可を得てからと言われていることだけは守ろうとして、目を開けて御主人様を見てもう一度、御主人様お願い、と。身体を止めたりほんの少し動かしたりして絶頂しないように、でも逃さないように返事を待つ時間が、おそらくほんの僅かの間なのに耐え難く長く感じられます。
「…いいよ。ゆうこ逝け」
許可だけでなく「逝け」と指示された事に歓喜しながら加速し、
「イクッアッ御主人様、逝くとこ見てっ!」
「見てるよ、俺だけでいいの?逝くとこもっと他の人にも見てもらいたいんじゃないの?」
「うンッあぁ、見て欲しい、あダメ、イクイクッ!」
続きます。
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