言葉を止めずになおも繰り返し歯を食い込ませながら、また舌で外耳を舐めながら追い込まれて、私の方は痛みで返答もままならず、ただ情けなく喘ぐだけ。しかも、こんな状況でなぜ、こんな風になってしまうのか、呆れるほどマゾで変態な私は耳だけの愛撫に合わせて硬直と弛緩を繰り返し脚を擦り腰を振りながら、ほんの数分で恥ずかしい懇願に行き着いてしまいました。
「御主人様…!逝かせてください…」
御主人様が耳に歯を突き立てたまま、既に固く勃起した乳首を挟んだ指先に力を込めると「あ゛ぁー!!」と叫びながら意識はもう、真っ白な奈落に落ちて行きます。
「こんな逝き方するの、いつか見せてあげたいよね」
「これは、こんなのは、ちょっと友達には…」
「興奮してたよ?想像したでしょ?」
「それはしたけど…」
友達には見せられない?じゃあ誰ならいいの?頭の中でぼんやりとさっきまでの会話を引きずって、私と御主人様のセックスを人に見られるなんて…そんな淫らではしたない想像に没入しそうになるのを打ち消すように、寝返りを打って彼の胸に顔を押し付けました。
続きます。
※元投稿はこちら >>