彼の家での記憶は断片的にしかなく、終始猛烈な恥ずかしさに覆われています。
(だから皆さんみたいに微細な生々しい描写ができるかというと全く自信がありません。私主観で書くことをお許しください)
なぜなら、いざというときになって、いつも優しくて人のいい彼が、どういうわけか全然言うことを聞いてくれないのです。
まず、灯りを消してくれない。お願いしたら普通消してくれるでしょう?夫も婚前のパートナーたちも、彼ほど優しくも紳士的でもなかったのに、消してと言って消してくれない人などいませんでした。ましてや私はもう、明るいところで人に見せられるような身体ではありません。そこを思いやってくれてもいいのに、すっかり弛んだ体も、二人の子供を母乳で育てて肥大した乳首も、隠すことを許してはくれませんでした。しかも、ひどく汚れた下着の下の、一日仕事した上でさらに発情してだらしない汁を垂れ流す秘部を、脚を開いて息のかかるほど顔を近づけてまじまじと見つめるのです。
「凄く濡れてるよ、ほら」
私の中に差し込んだ指をこちらへ見せて開くと、濃厚に糸を引いています。そんなこと、する必要あります?濡れてるのなんて、本人の私はよくわかってるに決まってるじゃないですか。
暗闇の中で若い彼を貪れたらそれでよかったのに、なんなら夫をいつも数分で果てさせる年増のセックスで彼に少しでも悦びを与えたいとすら思っていたのに、これでは立つ瀬がありません。立場が逆転したこの耐え難い屈辱と恥ずかしさにどうやって耐えたらいいのでしょうか。目の前にいるのは、一回り以上も年下の後輩だというのに。
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