平常時であれば、若い彼にとって数多いる選択肢の中で、私のような年増が何をしたところで少しの勝ち目もないのがわかります。私も家庭と仕事で普段は余計なことを考える間もないほど忙しいのに、この時はもう頭でものを考えておらず、困った(と思います)彼に胸を触らせ、夢中で唇を貪っていました。もう、ブラのサイズなんて当たったのか当たらなかったのかも関係なくなっていました。当たったところで、何を掛けていたのかも。酔っていたとしても、完全にどうかしています。
「ゆうこさん、店員が気づいていますよ。迷惑になるから出ましょう」
夢中でズボン越しに彼の股間を擦っていた私は、そう言われて店を出ても、完全に雌のスイッチが入ってしまっていて、とてもそのままの顔で家族の前になど帰れないのです。
「ねえ、Aくんの家に行ってもう少し飲ませてもらえないかな?」
もちろんそれは、わたしはあなたとセックスがしたいと言っているのと同義なのを、私も彼もわかっていました。
そうして私は、夫も子供もいる身で、会社の同僚で14歳も年下の独身男性の一人住まいに上がりこんでしまったのです。
※元投稿はこちら >>