「下着をつけないで来てね」そんな風に言われたこともありました。
それなりに社歴のある私が、個室とはいえ同僚がいつ入ってくるともしれないオフィスのトイレで、一人粘液でぬらぬらと濡れ光るショーツを脱ぎ、ストッキングだけを元のように履いて、何食わぬ顔をして電車に乗るのです。足先まで繋がるストッキングは歩くたびに吊れて敏感な肌を撫で、すべすべとした触感があっという間にヌルヌルとしてくるのがわかります。
「ちゃんと脱いできた?偉いね、見せて」と言われて彼の前で自らM字に股を開くと、彼は嬉しそうに笑って私の股間を写真に撮って私の顔の前に突き出しました。
黒いシアーなナイロン越しに真っ白く泡立った粘液がべっとりとついているのが見え、あまりの卑猥さに思わず顔を背けると、激しく唇を奪い、ストッキングを引裂きすでに予感だけでトロトロになっている私の中に彼の熱い欲望を押し込んでくれるのです。
真っ白に飛びそうな快楽の中で、どこでどんな風に下着を取り、ここまで来たか、どんなことを考えていたか、彼の言葉で意識を引き戻され、問われるがままに答え、幾度も通り過ぎる鋭い甘い疼きを捕まえたり捕まえ損なったりしながら、私はもっと、もっと逝きたい、欲しい、おチンポもっとくださいと懇願しました。
私はもうすっかりドMの変態女に成り下がってしまったのです。元と違うところがあるとすればそれは、私が自ら望んでそうしているというところだけでした。
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