いよいよ1週間前になりました。
ユミが会社での最後の日は、みんなで花束を渡すことになりました。
誰が渡すか…
で、僕が渡す案も浮上しましたが冗談ではありません…
100ミも私も泣いてしまいます。
こういうのは同性の後輩が渡すもの…という形で収まりました。
送別会は可哀想な事にコロナのせいで断念になりました。
そしてユミの仕事の引き継ぎも大変でしたが、だいたい終わり、いよいよ本当に退職するんだな…という感じになっていました。
僕はLINEで最後の日に2人だけの送別会をユミに提案しました。
会えるのも本当に最後になるかもしれませんから…
ユミは快諾してくれて、ユミも「最後に会いたかったので勝手にその予定してましたw」とのこと。
あ、やっぱり本当に最後なんだな…と僕は思いました。
ユミの最終日にらりました。
定時の時間になり、全体で終礼がありました。
もちろん主役は寿退社のユミ
上司がお祝いの言葉を言うと既にユミは泣いています。
ユミは泣きながらお世話になったことを丁寧に自分の言葉で伝えました。
他の社員も泣いている人もいました。
僕は必死に涙を我慢…
ユミは敢えて僕を見ないようにしていたと思います。
僕もユミをまともに見ることは出来ませんでした。
挨拶を終えたユミは、女子数名で泣きながら話をしていました。
同性にも人気者だったユミ。
僕は改めて本当は辞めたくないのに辞めていくユミに申し訳ない気持ちになりました。
ユミは最後に「お世話になりましたぁ!」
と言い、みんな「お幸せにー!」「また遊びに来いよー」「お疲れ様でしたー!」と声をかけますが、僕は何も言えませんでした。
そのあと、ユミといつもの待ち合わせ場所に行きました。
ユミは待ってくれていました。
ユミはいつものように僕の車の助手席に乗り込むと、
ユミ「ふぇ~ん…めっちゃ泣いちゃいましたぁ~泣かないように頑張ろうって思ってたのにぃ…」
僕「自分の挨拶する前から既に泣いてたぞw
涙脆いのに無理に決まってるだろw」
ユミはなんだか清々しいというか開き直っているというか…とにかく落ち込んではいませんでした。
自分のせいで辞めていくと思っている僕のことを気遣って、そう振る舞ってくれたのだと思います。
ユミと行くコースは僕の中で決まっていました。
僕がユミに告白した日と同じです。
ユミに、「今日は彼氏大丈夫なの?」
と聞くと、
「仲良しメンバーだけで家飲み送別会って事にさせて貰いました。朝まで大丈夫です…明日は土曜日だし吉田さんお泊り大丈夫でしょ?」
僕はホテルは当然考えていましたが、泊まりまでは考えていなかったので、明日まで一緒にいられるのですごく嬉しかったです。
個室の居酒屋に入り、色々話しました。
不思議と悲しい感じではなく、表現しづらいですが楽しそうな…いつものような感じでした。
ユミと一緒にご飯食べる時が1番安らぐのが自分でも分かりました。
一緒に飯食って話するだけでこんなに幸せだったんだな…と改めて思ってしまいました。
そのあと例の公園に行ったのですが、
気になってた質問をぶつけてみました。
「カーセ覗いたのオレで良かった?」
ユミ「打ちあけられたあの時はショックでしたw
しかもエッチまでされてたって事も…
でもこんな風に仲良くなれたのは覗いてくれたおかげですからね…
私のこと覗いて興奮しました?」
僕「そりゃもう大興奮w何回思い出してオナニーしたか分からんw」
ユミ「やっぱり変態ですね~w」
僕「もしオレが、この事バラすぞー?貰った画像も晒すぞー?セフレになってくれ!」
とか言って脅したらどうした?
ユミ「そんな事言う人じゃないでしょw
吉田さんなら脅されてもきっとセフレには、なってたと思いますよ?
でもここまで好きにはならなかったと思います…
吉田さんじゃなかったら…どうなったか分かりません…」
2人でホテルの部屋に着きました。
ユミは僕に抱きついて
「ずっと謝りたかったんです。
好き好き言っておきながら結局は彼の事選んで…
本当にごめんなさい…
吉田さんが私にも彼氏にも何も言わず…
私の事も責めないで…怒らないで…何でそんなに優しいんですか?」
僕はユミを抱きしめて
「怒らないよ。ただ辛いけど。
彼氏がいるのを分かって無理矢理付き合わせたようなもんだから。
好きと言ってくれるだけでも嬉しかったよ。
もし彼氏がいるなんて知らずに付き合ってたら彼氏と喧嘩してたかもねw
背も高いしサッカーで体鍛えてるから負けるだろうけどw」
ねぇ、オレも聞きたいことが…
僕「ユミは元々変態で、オレが更にド変態にした感じはあるけど…」
ユミ「変態じゃなくてエッチなだけですw」
僕「まぁ、それは置いといて…w
言葉責めしたり、ドMプレイしたり、おもちゃ使ったり、ちゃんとイクまで突いてあげたり。
極端なこと言ったら他人に見られたり、他人棒で遊んだり…
これから欲求不満にならない?そんなの旦那さんに頼めるの?
ユミ「実は最近…
あえて見つかるように隠しておいた私のローターとかバイブとか目隠し。見つかったんです。
浮気疑われるかな?と思ったんですけど、彼はこういうの好きなの?って聞いてくれて…
彼が転勤していた間、寂しかったから、1人で目隠しして彼の事想像してローターとバイブ使ってたらハマっちゃって、今も時々1人で…って。
そしたら彼すごく喜んでくれて…今度色々買いに行こうって。
エッチ見られたいとか、他の人のおちんちん入れてみたいとかは言えません。彼、失神します…
でも恥ずかしいですけど言えば乱暴にしてくれたり、おもちゃ沢山使ってくれたり、ちゃんと私がイクまでしてくれたりとかは大丈夫だと思います。」
僕「そっか…
オレのお役目御免だねw」
ユミ「吉田さんみたいに上手になるには何年もかかりますよw」
そして僕たちは2人でバスルームに行きました。
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