一通り答えた後、でしょうか。
「熟女好きって本当にいるんだね」と声を掛けられたのは覚えています。
「引くよね?」
自分には苦笑いで返すしかありませんでした。
「にしてもa姉ちゃんは無理だって……浮気とか嫌うタイプでしょ」
ごもっともです。返す言葉もございません。
「因みに、私はどう見えてるの?」
「それは……もう、とても、魅力的に、はい」
「棒読み。心がこもってない」
そう笑い飛ばすi姉さんの優しさに救われた心地がしました。
「まあ、怒りたいとかそういう訳じゃないから……飲み直そうか」
それはそうだよな、と少し落ち込んだのが伝わってしまったのか「シャワー浴びるなら酔っ払う前に浴びてきてもいいよ?少し落ち着くでしょう」と提案。
この期に及んで下心なんて湧く筈もなく、着替えがない事は気になったものの受け入れる事にしました。
少し考えたかった、クールダウンしたかったので。
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