「一人で簡単に済ますつもりだったから……」と料理を終え対面に座るi姉さん。
「お注ぎします」とビールを空け、乾杯するとそこはそれ、止まりません。
その日何度したかわからない、何年ぶりだっけから始まり、お互いの近況や昔話、つもる話につもらない話……正直、何喋ったのかそんなに覚えてない……
とは言えこの時点では何を期待していた訳でもありませんし、そう長居してもいられません。
21時を過ぎた頃でしょうか。そろそろ電車の時間もあるから……と席を立とうとするとi姉さんが一言。
「明日休みなら泊まっていけば?」
いやいやいや、休みですけど、用事もないですけど。流石にそれはまずかろうと帰り支度を進めようとしたのですが……
「まだ肝心の話聞いてないし」
ん???と頭は混乱するばかり。
「いいから座って。a姉ちゃんにふられたんだって?」
んんん????
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