早々に会計を済ませ、自分が電車移動だった事もありi姉さんの車で自宅へ向かいました。
道中は、何年ぶりだっけ?とかそんな話。□□の成人祝じゃない?とか、そんな話。
過去にも何度か通った、普段は通らない道になんだか懐かしさを覚えながら。
「おじゃましまーす」
酒類の詰まったマイバッグを片手に扉をくぐるとどこか覚えのある匂い。
ああそうだ、これがi姉さんの家の匂いだったか、なんて思いながら。この時点で19時前だったと記憶しています。
「入って入ってー。あ、お酒こっち」そう言うやマイバッグをさっと受け取り、i姉さんはリビングから続くキッチンへ酒類を冷やしにいきました。
自分はというと、過去に何度となく来た事があるとはいえ、久々となるとなんとも居心地悪くリビングをうろうろ。
「なにやってんの、座っちゃってよ」
と見かねたi姉さん。
「おつまみだけで良いー?」
「いやもうお構いなくー。寧ろ塩だけでいい」
「流石に塩だけじゃだめでしょ」
なんて話しているとキッチンからなにやらいい匂いが……
あれよあれよと夕飯代わりのおつまみがテーブルに並んでいました。
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