背後の棚へ体重を預けると手を腰へ回し、つつ……と指を這わした時でしょうか。
すっと腰を上げるとムスコに手を添え、膣口へと宛行ったのか……今までにない感触が亀頭を襲いました。
「いい……?」
と聞いたかと思うと答えも聞かぬままに目を閉じ、ん……と息を呑みながら降ろされていく腰に、感覚の全てを奪われた様な意識に囚われ……
今思い返しても、夢だったのでは無いかと疑う程の高揚感と興奮、戸惑い……
息を整え射精感を抑える以外の作法は何もなく、快感を享受するしかありません。
下まで降ろすと、ふーっと息を吐くと閉じられていた目が開き、視線が交わります。
「大丈夫?」
「やばいかも……」
正直に答えるしかありません。
「大丈夫だから……出したい時に出して……」
そう微笑むと、再び目を閉じゆっくりと腰を動かしてきます。
「ん……ふぅ……」と言った、時折漏れる息がなんともいやらしく、今にも出してしまいそうになりながらもなんとか耐え……る事はできませんでした。
少し身体を起こそうとした刹那。
「あ、ダメ……」
その言葉が精一杯でした。いや、実際にはダメと言いきる前に射精は始まっていたかもしれません。
i姉さんは目を開き、腰の動きを止めるとこちらに少し身体を預けキスをしてきました。
唇を重ねながらも解き放たれた肉棒はドクドクと脈動を続け、得も言われぬ快感が脳を奔り只々呆然とする、それ以外の機能が停止した心持でした。
その日2度目の射精とは思えぬ迸りを見せる脈動が落ち着くと、腰から降りようとするi姉さん。
しかしどうにも名残惜しく……硬さは失いつつありましたがまだまだ半勃ち。身体を起こし腰をぐっと抑え、抱きしめる様な格好に。
少し驚いた表情を見せるi姉さんに「もう少しだけ……」と伝えると、ふふっと笑い軽いキスが。
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