続きです
ゆうこさんは、私が通う通学路途中の歯科医院の歯科医師。30代前半で背は低め、髪はロングの茶髪、ムチムチしてるけど、色白。歯科医師とは思えない派手な化粧だけど、小さな医院の中では重要人物らしく、誰も注意できない空気をかもし出してる。
白衣の胸元は谷間が見え、ストッキングはいつも黒。
水色のアイシャドーで元ヤンキーっぽさは、言葉使いからも伝わってくる。
恐らく、水商売も経験済みで、いじってくる年寄り患者も難なくかわす。
『痛かったら、右手あげて~』っと言いながらも、右手は押さえられ、左手を上げても、
『左手だから、関係ない』と意地悪をして楽しんでいる。
横目に見ると、すぐそこに、谷間。そんな私をからかい半分に、谷間を揺らしたりする。
そんなゆうこさんが来てた!
『キラー君、呼ばれたん?もしかして、○○さんが連れてくるって男の子?』と、ゆうこさん。
私「多分そう!聞いてた?」
ゆうこさん『誰か若い男の子が来るから面倒見てやって~って言われた。』らしい。
『私ねー、社長の奥さんの同級生で毎年参加してるから、コンパニオンがわりに~(笑)』
『この人社長の奥さん!えっちゃん(えつこ)。』とかる紹介された。
えつこさんは、ゆうこさんとは全く逆タイプの女性。すらーっと背は高く、上品。髪はゆるくパーマをかけたボブ。ベージュの長めの巻きスカートにコンバース、白の七分シャツに焦げ茶色のメッシュの手提げバックを持っていた。
『な~~~んやー、お前ら知り合いか~?』っと遠くから師匠の声。
『この子うちの患者さん!』と、ゆうこさんも叫び返す。
『そしたら、この子頼むなーーー』と師匠から一言あるも、ビールを飲み続ける様子。
『奥様、本日は宜しくお願い致します。キラーと申します。』と簡単に挨拶。
奥様『こちらこそ宜しくねー。ゆうこにいつもイジメられてるんじゃないの~?この人イジルの好きだから~』っと、仲の良い同級生のなじり合い(笑)
と、その時向こうから
『おーーーい、そろそろバスに乗るぞーーー』と社長の声で皆は一斉にバスの方へ動き出しました。
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