つづきです
エレベーターを降り二人はエレベーターホールで立ち止まり
少し呼吸を整える感じでした
そして私は初めての物をM子に渡しました
「着けてやるから」
といって首輪を渡しました
「これはお前が俺にずっと従う証だ、着けていいか?」
M子は真っ直ぐ私を見つめ
「ありがとうございます」
といい、着けやすいように髪をかき上げました
部屋に歩く間、ふと見るとM子の目に涙が溜まっていました
「ん?嫌ならやめとこうか?」
M子の涙は嫌な涙ではなく、
嬉し涙だと聞かされ、その場で優しく抱きしめました
「よしいくぞ」
部屋の前でノックをして、持っていたカードキーでドアを開けました
「こんにちは、待ってましたよ」
その人物を見てM子はすごく驚いたようでした
それは女性だったからです
M子は男に貸し出される想像で来ていたと思います
「え、あっ、、」
「おい、ちゃんと挨拶しないか」
M子はその場に正座をし、頭を下げました
「本日はよろしくお願いします」
「可愛いぃわねぇ~スタイルもいいし~」
M子はまだ状況が理解できていないようでした
この女性と言うのが友人に相談し紹介してもらった女性だったのです
今は現役をされてませんが、元S嬢様をしていた人です
事情を聞いて面白そうだし暇だからと引き受けてくれました
「A美とゆうの宜しくね!」
優しく話しているのがなんだか怖いです笑
打合せの時に一度だけ会いましたが
ハーフのような顔立ち(メイクのせい?)で
ゾッとするほど美人です
私より遥かに背が高かく
プロポーションは勿論のこと、
何人も飼われていた時聞きました
「はい、M子こっち来て」
M子をベッド脇のソファーに座らせました
慣れた手つきで手枷をつけ
そっとアイマスクをM子に取り付けました
「M子、今からずっとそこにいろ!」
私までビクッとしました
慌てて「はい」とM子は言いました
アイマスク越しに不安な顔が見えます
「いい子ね、そのままそこで聞いてなさい」
とゆうと、A美は私にキスをしました
腕を回す音、シャツがスレる音、そしてキスの音がわざと聞こえるように部屋に響きます
キスをしながらM子を見ると必死で聞き耳をたてています
二人は抱き合いながら
「ドン」とベットに倒れ込みました
つづきます
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