M子と付き合いの中で沢山の悩みがありました
1番は真正M女が、付け焼き刃の調教で満足なのか
次に契約を交わしたものの、キツめに責めると私が躊躇してしまう事
ただの女性として愛してしまっていて、私自身の切り替えがうまくいかなくなっていました
いろんな悩みを私は最初の頃に書いた友人に相談していました
その彼は高校時代の友人で、彫り師をしています
元々は和彫メインだったのですが、時代の波に逆えず、今は洋彫りが多いと良く愚痴を聞いていました
そんな職業柄もあって、お客様にはS女、M女も多く
そちらの方の話題も経験豊富で彼自身も縄師でもあります
何度か相談してる時に、一度預けろと言われて、丁寧に断ったこともあります笑
そんな彼との話の中で、
強く責めるのも痛みや苦しみはもちろんその時は感じるのだけれど、
本質は違うんだと、ご主人様にしていただいている喜びがあるから、更にその痛みが更に快感に変わるんだよとゆう話を聞き
なるほど、私なりに何か出来ないかと日々考えておりました
ただ責めるだけでは面白くありません
そしてとうとう、練りに練ったその計画を実行する事にしました
(実はあまりたいした事ないので過度な期待笑)
「明日◯◯ホテル予約してるから」
「え?やったー凄いー!」
「そこで虐めてやるわ笑」
「こわぁー笑、たのしみー笑」
無邪気にはしゃいでいます
「あ、因みに一人呼んでるから、そいつも仲間にいれるから」
一瞬M子の顔がこわばり、下を向きました、黙っています
「もう決めたから、呼んであるし、予約もしたし」
M子は私の、もう譲らない表情をみて、小さくハイと頷きました
それから何が起こるのか想像したのか、口数は減っていましたが
期待もあったと確信しています
当日二人はホテルの喫茶店で待ち合わせしました
私は打ち合わせも済ませ、
先にチェックインをし、M子を待ち構えていました
エスカレーターからM子が歩いてくるのが見えました
1番高い黒いハイヒール
ミニのフレアスカート
白いシャツ(よくバニーガールが着ていそうなやつです)
事前にリクエストしておきました
すれ違う紳士が振り返っています
もともと背が高いのでミニを履かせるとかなり短くなり、歩くだけで下着がみえそうです
シャツの背中も前面空いており、胸が強調されています、我ながら
「おぉ~すごい~」と思ったほどです
M子は私を見つけてニコッとした後
アイスコーヒーを注文しました
「すれ違うおやじがガン見してたぞ」
「家を出てからからずっとです」
M子の口調がONの口調です
「そうか、見られて興奮してたんだろ」
「少しだけ、、」
私は多くは話しませんでした
我慢できなくなったのかM子が口を開きました
「会う方はどんな方ですか?」
「なんでっ」
「気になるので」
「嫌ならここでやめて帰っていいんだけど」
少し考えてM子は首を横に降りました
「上がろうか、もう部屋に居るから」
会計を済ませ、M子の手を握りました
客室に向かうエレベーターの鏡に映るM子を見ながら、敢えて私は何も話しませんでした
つづきます
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