とりあえずまさくんのうちにお邪魔するのはお嫁さんがお仕事から帰ってくる夕方だったので、それまではまさくんとドライブすることにしました。
「ねぇ、でもね。過去は過去だと思うの。お嫁さんもまさくんと結婚したことを喜んでると思うよ。」
「まぁ確かにそれは思う。毎日嫁も仕事をしてるのに文句も言わずに家事をしてくれてるしな。」
「それがお嫁さんの答えなんじゃないの?愛がなかったらそこまでできないと思うの。まさくん、お嫁さんに愛されてるんだよ。まさくんがそんな態度とったら、お嫁さんがかわいそうだよ。」
「そうかもな。ももか。本当にお前は優しいな。」
いつもはお調子者のまさくんが真剣な顔をして私の前で涙を流しました。
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