「バックしよ?」
「うん…いいよ」
本当は、もう少ししがみついていたかった
けど、私は降りた
お尻を向けると、広げて見ている
恥ずかしいなぁ…
「なぁ、碧」
「ん?」
「エステで脱毛するか?」
「え?汚い? 自分で一応やってるけど」
「そんな事ないけど」
「え、でも…いくらぐらいするかな…」
「あ、金?」
「まぁ…」
「全然出すし」
「いや、てか、ちょっと待って。お尻に向かって、喋んないで」
私は起き上がり、ベットに座った
「ピル代も出して貰ってるし、これ以上は悪いよ」
「なんで?」
「いや、だって…」
「彼女だろ? 気にすんな」
「こういうの、あんまり慣れてないから」
「じゃあ、今日から慣れろ」
強引だなぁ…
この人は、私を自分好みに変えていきたいのか…
エッチな下着をつけて、アソコを脱毛して
あとは何を要求される?
何となく、わかってるけど…
「嫌? 碧が嫌なら別に…」
私、顔に出てた?
「嫌って言うか、ちょっと抵抗あるかなぁ
痛みとか、恥ずかしさとか」
「そっか、そっか。ごめん」
慌てて私をギューッと抱きしめた
「本当ごめん」
「もう、いいよ…」
抱き合ったまま、静寂の中
「ねぇ…」
「どうした?」
「タツオが剃ってくれるならいいよ」
「まじで?」
「うん、試しに」
「無理してない?」
「大丈夫~」
「明日、ついでに買ってくるか」
嬉しそうな顔
うんうんと、頷くと
「ごめん、俺が余計な事を言って中断した」
そう言えば、エッチの途中だった
「一旦やめる?」
「そうだなぁ」
タツオは、柔らかくなったペニスを触った
「腹減った?」
「うん。すいた」
「どうする?出る?」
「ん~」
「なんか取るか?」
「ピザがいいな」
「味は?」
「任せる~」
ピザが届き、お揃いのパジャマのままソファーで食べる
「碧、ソースついてる」
「どこ?」
「ここ」
「ここ?」
「違う、もうちょっと…」
タツオがティッシュで拭いてくれた
「わんぱくかよ」
そう言って笑う
食後のコーヒーはタツオが淹れてくれた
「お腹いっぱい」
「ちょっと、ゴロゴロするか」
休日の午後
好きな人と過ごす、まどろみの時間
腕の中で、甘える
ちょっとふざけて「にゃん」と言った
「にゃん?」
「にゃん」
「なんだ、ネコか」
「大好きにゃん///」
「照れながら言うな」
タツオが笑う
「あ、ネコなら」
「にゃん?」
「首輪つけなきゃな」
「首輪?」
「チョーカーか。似合いそうだな」
「嫌にゃん」
どこまでが本気で、どこまでが冗談かわからない
「眠くなってきたな」
「うん…」
「少し寝るか」
私は、タツオの腕枕を外した
「どうした?」
「痺れるよ」
「優しいんだな」
「そんな事もないけどー」
ヨシヨシと髪を撫でて、おやすみのキス
おやすみのキス?
キスがどんどん激しくなる
「やべぇ、ムラムラしてきた」
「食欲の次に大事なのは?」
「性欲に決まってんだろ」
「決まってない、決まってない」
「さっきの続きから」
「四つん這いの?」
タツオが頷いて、2人とも全裸になって
また、四つん這いになったw
※元投稿はこちら >>