「明日は出かけるか」
シャワーの温度を確かめながら、彼が言う
「うん。どこ行く?」
「服、見にいこ」
「うんうん」
「碧は?」
「特にないかなぁ」
ボディーソープを胸に塗りながら考えた
「あ、下着欲しいかも」
「エッチなやつ?」
「違うよ~」
「エッチなの着ないの?」
「着て欲しい?」
「見たい!そして着たままする」
「わかったよ~」
クスクス笑いながら、彼の首に手を回す
「ん‥」
チュッと唇をつけ、離して見つめ合う
私がうつむくと
彼の唇が、私を求めてさまよう
唇を半開きにして、彼を待った
髪を耳にかけ、目を覗きこみ
唇に辿り着いた
んっ‥‥ふぅ
唇の隙間から、舌を差し込まれ
貪るように舌を絡め
彼の手が髪を掴み、腰をグイグイ押し付けてくる
硬くなったそれを、私は握り
逆手で擦った
先を責めると、ビクッと腰が引ける
唇を離し
「俺ら、やってばっかり」
息を殺して、彼がそう言った
「そうだね…」
「本当は、もっと色々したいのに…」
「デート?」
「けど…我慢できな…」
「いいよ…私も…我慢できないから」
「碧…」
うわ言のような囁き
ずっと、抱き合ってキスをしていた
「ねぇ…寒い‥」
「出るか…」
シャワーを済ませバスタオルで拭いていると腕を掴んで部屋の壁に押し付けられた
「な…に?」
「足、開いて」
「え?」
彼はしゃがむと、私の足を開こうとする
「ちょ、ちょっと」
「いいから」
バランスを取ろうとするとガニ股になる
「いや、ちょ…恥ずかしい」
「誰も見てないから」
頭を揺らしながら、私の性器を舐める
敏感なクリに容赦なく吸いつく
快感に耐える為に延ばした手は宙を掴んで
行き場を失い、自分の胸を掴んだ
「ベット…行こうよ…」
「ここで欲しい」
「ここで…?」
「入れていい?」
壁に手をついて、お尻を彼に向ける
彼がゆっくり入ってきた
「痛くない?」
「うん…気持ちいい」
「動くよ」
部屋中にやらしい音と匂いが充満していくよう
「あっ抜けちゃった」
私がそう言うと
彼は、焦ったように入れ直す
私の喘ぎ声と彼の吐息が混ざり溶けていく
「出すよ。奥に出すからね」
「きて…」
腰を強く引き寄せ、彼は嗚咽を漏らしながら射精した
ハァハァと息を整えてから
ペニスを抜くと
ボタボタッと床に精液が垂れた
「あ~ 垂れたー」
彼は、諦めたように笑う
「俺やるから、洗っといで」
お風呂に戻り、浴槽に手をかけしゃがむ
足を開き、お腹に力を入れる
残った精液が、少しづつお風呂の床に垂れる
沢山出てる…
愛おしくなり、体がざわつく
「エッロ…」
「え?」
「またムラムラしてきた」
「早いよw てか、見ないで」
「なー」
「んー」
「何でもない」
「はー?」
「後で」
後で?
なんだろ…
まぁ、笑ってるから悪い話ではないだろうと思った
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