翌朝・・・目が覚めたのは5時30分を少し過ぎた頃。
A子は俺の左腕を枕がわりにして、どこか嬉しそうな寝顔を見せ、M美は壁の方に体を向け眠っているものの、掛布団が足元に行きその上に足が乗って、着ている浴衣もはだけて引き締まったふくらはぎ、太腿が見え隠れしている。
A子の枕になっている左腕を少し動かすと、A子が目を覚ました。
「あっ、ごめん」
A子は少し慌てた様に頭を上げ、腕を開放してくれたものの、腕から指先がジンジンしている。
ジンジンしている腕を庇う様にしながら起き上がり、浴衣を着てA子に向かい小さな声で、
「風呂行ってくる」
そう告げると、A子も一緒に行くと言い起き出し、浴衣を羽織るように・・・
「A子・・・その陰毛・・・処理しないか?」
A子は一瞬驚いた顔をして、俺の顔を見つめるようにして考えているようだった。
ほんの2~3分後、持ってきていたバックの中からポーチを取り出し、タオルに包むようにして、
「・・・うん・・・」
とだけ答えたあと、2人で風呂に向かう。
まだ時間が早いからか、風呂には誰もいない。
内風呂で身体を温めたあと、露天風呂に行きゆっくり、伸びる様にして風呂に浸かっていた。
20分、いや30分程経っただろうか・・・
女風呂から露天風呂に続く扉が開き、A子が出てきた。
極普通のタオルで、胸と股間を隠すようにして、掛け湯をしたあと湯船に入り俺のそばに来ると、
「・・・全部・・剃った・・・これで・・・いい・・?」
顔を赤らめながら、A子はタオルを取り、陰毛の無くなったその部分を露に・・・。」
剃り跡が少し痛々しいが、幼女の様になったその部分。
ゆっくり手を伸ばし、撫でるように触れるとA子は小さく声を上げ・・・
「・・・敏感になってるみたい・・・」
そう言って、俺の手をそっとよけ、自らの手でその部分を開いてみせる。
指で開いた瞬間、ねっとりした液体が湯の中に落ちていく・・。
俺を見下ろすように立ったままのA子。
その顔は、上気して何かを求める女の顔をしている。
「・・・したいのか・・?」
少し意地悪く聞いてみると、小さく頷き自らの指で開いたその部分に中指を入れていく。
A子は立ったまま、俺の目の前に陰毛の無くなったその部分が来るように自慰を始め、湯船の中とは違う水音を立てている。
この光景悪くない・・・そんなことを思いながら、A子の自慰を見ていると、男風呂の方から人の声が聞こえ、A子の腕を引っ張るように、湯船の中にA子の身体を入れさせ、顔を見合わせ苦笑いを浮かべあった。
風呂から上がり、A子と一緒に部屋に戻る。
途中、A子は少し不満そうにしているもののどうしようもなく・・・部屋に入る直前A子の耳元で
「今日一日、下着付けるなよ。」
そう告げ、返事を聞くこともせずに部屋に入り、起き出していたM美に声をかけて窓際の椅子に座った。
8時少し前、朝食の準備が出来てると内線で言われ、3人揃って広間の朝食会場に。
ありきたりと言えばありきたりの朝食メニューを食べたあと、部屋に戻り1時間ほどしてから宿を出た。
宿を出てからは、いくつかの観光地や牧場を回り、夕食まで済ませA子とM美の住むアパートに着いたのは、夜9時を過ぎた頃。
2人を下ろし、少しだけ部屋にお邪魔してから自分の部屋に戻った。
1泊2日の旅行から2週間、A子やM美との関係にそれ以上の発展はまだなかった。
2日目の朝処理させたA子の股間は、その状態を保つようにいい、A子と2人になれる機会があるとすぐにそこに手を入れ、その状態を確かめるように触り、
A子もまた、そんな行為が気に入ったかのように、俺の手をソコに導くようにしてくれる。
水曜日の夕方仕事を終え自分のアパートに帰ってのんびりしていると、A子から電話が入った。
「・・・杉さん・・・30人位乗れるバスって運転できる?」
「大型免許持ってるから運転は出来るけど、どうした?」
「今週末、総合体育大会があってM美も出るんだけど、会場に行くのに少し問題があって・・・レンタカーでバス借りることになったんだけど、運転できる人がいなくて・・・」
「俺でいいなら、運転してやるよ。・・・で会場は?」
「○○市総合体育館だって。」
「なるほどな、その会場じゃ交通の便が不便だよな」
こんなやり取りをして、週末はM美が出る大会会場への運転手を務めることになった。
金曜の夕方、仕事を終えるとそのままA子とレンタカー会社へ行き、バスを借りる手続きを済ませ学校まで乗っていき、
M美と同じ部活の保護者達と顔を合わせ、送迎の打ち合わせをしたあとA子のアパートへと歩いて行った。
A子はどこか嬉しそうに左隣に寄り添う様に歩き、たわいもない話をしていた。
翌日、朝7時学校へ選手登録されている保護者と生徒と一緒にM美も集まり、試合に出る生徒達を優先にバスに乗せ1度会場へと送り、再び学校に戻ったのは8時30分を過ぎた頃だった。
残っていた生徒、と言っても後から集合した生徒たちと、応援に行きたいという保護者を乗せ再び会場に。
会場に着き、体育館内に入った時には開会式も終わり、第一試合が既に始まっていた。
M美のいるチームままだ試合が始まっていない。
とりあえず2回の観戦席に行き、少しボーっと試合に出ているM美と同じ年頃の子達を見ていると、
M美がほんの少しだけ大人びている様に思えてきた。
ユニホームから見えるスラリと伸びた足、必死に一つのものを追いかける身体もM美の方が・・・
いつの間にか、旅行に行ったときのM美の姿を思いだし、あの体を・・・そんなことを考え出しているとA子が俺を見つけて傍に寄ってきた。
「お疲れ様、帰りもお願いね」
A子はそう言うと、缶コーヒーを1本渡してきて、渡された缶コーヒーを開け一口二口飲んだあと。
「・・・俺、M美襲うかも知れない・・・」
自分でもよく解らないうちに、A子にそんなことを告げると、A子はただ一言、
「・・・わかった・・・」
それだけ言い、俺の体に自分の体を預けるようにして大きく息を吐いた。
準々決勝まで勝ち進んだM美の学校・・・接戦に接戦を繰り広げたが一歩力及ばず準決勝進出は叶わなかった。
試合が終わり体育館ロビーに集まった生徒達は悔し涙を零していた。
引率の教師が生徒何人かを指名し、指名されなかった生徒は帰校し、そのまま帰宅するように指示を出した。
バスを体育館の出入り口に回し、帰校する生徒達を乗せ学校へ。
保護者達も自家用車で会場に来ていたほかの保護者達と相乗りし、一度学校へ。
1度で乗り切れなかった生徒と、保護者を迎えにもう一度会場に行くと決勝が行われているというアナウンスが聞こえてきたが、
残っていた生徒と保護者を乗せ学校に戻り、ほかの生徒や保護者が帰ったあとレンタカーを返しに行き、2人のアパートに向かった。
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